三流読書人

毎日の新聞 書物 など主に活字メディアを読んだ感想意見など書いておきたい

ドングリ小屋住人 

民放はどうなんだ

2004年12月22日 11時35分25秒 | 教育 
 先日の「NHKに言いたい」という番組はそれなりに反響を呼んだようだ。
 民放各社も鬼の首を取ったようにNHK批判の尻馬に乗った。
 NHKの体質を変えるのはこれからもずいぶんと時間がかかるだろうが、災害時の情報提供などでは民放の追随を許さないものがある。
 民放の取材など被災者の迷惑にしかなっていないような場面がたびたびある。
 厳しく、気長に、時には受信料不払いの運動も展開し、「なめたらあかんぞ!!」という姿勢を失わないようにしよう。
 今度は、民放を厳しく追及しよう。民放の質的低下というか、くだらなさが直らない限り、依拠するところはNHKしかないと思う人は減らない。
 たとえば、口に出せば反吐がでそうだが、通称「はまこう」浜田幸一、三宅久之などといった連中をいまだに画面に出させる。これが元国会議員、元政治記者だと言うからあきれる。
 一種の見せ物なんだろうけど、こいつらに政治的課題などについては一切しゃべらせないでもらいたい。誰かがまともなことを言いかけると吠える・やじる・怒鳴るという役割を常に演じる。それだけ。しかし、それだけで今の腐敗した政治のプロパガンダが十分つとまっているということが怖い。
 この馬鹿が、とほっとくわけにいかない。役に立っているのだ。
 こういうもの(者ではない、見せ物の物)を使って国民を恫喝し、世論を誘導し、安手のタレントまがいを使ってバラエティ番組で馬鹿さわぎをし、あとは食い物と温泉だけで成り立ってるのが民放ではないのか。
 先日も書いた「一億総白痴化」という言葉が生まれた頃より、何倍もひどい。
 民放の方がNHKより良いという人があれば意見を聞きたい。
 受信料を支払うことと、スポンサーの企業の宣伝料をコストとして上乗せされた価格の品物を買っていることと違いはあるのか、CMでずたずたにされ、殆どは中小零細の下請けの製作会社につくらせている安ければいいという、手抜きだらけの、今、見せられている番組内容など冷静に監視しなければならないと思う。 
 当面のNHKバッシングに手をたたいているだけでは、衆愚政治はますます、確実にその成果を上げていくだろう。
 日本の子どもがまともに育つか。