三流読書人

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ドングリ小屋住人 

輝くわが名ぞ阪神タイガース

2005年03月22日 08時06分53秒 | 教育 
今年はどうかな
スポーツの試合で勝つには、新しい戦術、戦略、技術の開発より、新しい練習方法を開発することだと思うのです。そういう意味で昨年、一年目の中日落合監督、やるなと思わせられたことがあります。まず一つは、1軍・2軍合同でキャンプを張ったこと。入団したての選手、高校、大学を出てすぐの選手にとってスーパースターや一流選手といっしょに練習ができ、そばにいられるだけで興奮し、緊張し、気合いが入るに違いないでしょう。ちょっと身体を触らせてやって欲しいと思うくらいです。優れたレギュラークラスの選手にとっても、若い人たちの素質はすぐ見抜くだろうし、うかうかしてられない、自分も実は2軍予備軍だと気づかされ、本気になるでしょう。
別のグランドで、2軍のコーチに理屈を聞かされたり、叱られたりするより、凄い本物を身近に見せた方がいいと思うんだけど。
落合のやったこと、もう一つは、ディフェンス面でのミスを徹底的になくす訓練をしたことです。
守備練習で今更、捕球の練習を千本ノックだなどとやってるようでは馬鹿げてます。無駄もいいところ。捕球のへたくそな野手など、いれたのが間違い。ディフェンスというのは次の場面がどうなるという予知能力や何をしなければならないかという事を的確に判断する能力だと思う。そのイメージとかメンタリティを集団で高めていくのがチームとしてのしなければならない練習だと思う。
考える能力です。
阪神が勝つためのキーポイントは岡田監督の求心力にあります。彼が何を考え、どう選手に徹底させるか、にかかっています。
再び、中日落合監督にええかっこさせたくない。見たくない。