三流読書人

毎日の新聞 書物 など主に活字メディアを読んだ感想意見など書いておきたい

ドングリ小屋住人 

14メキシコ15韓国(アメリカ時間)ベストを尽くせ

2006年03月14日 09時27分37秒 | 教育 
WBC2次リーグ日本対アメリカ、全く残念な結果であった。
西岡の離塁が早すぎたかどうかはわからないとしておくとして、球審が自分が判断下すべきだとするなら、最初に毅然とコールすればよいことであって、米チーム監督の抗議というか、意見を取り入れて判断を下すというのでは、審判員とは言えない。
各報道メディアの論調は大体一致している。
聞いてみたいのは、このことに関するブッシュの意見、ほかには、ライス、ラムズフェルドなどはどうだろうか。
彼ら独断、独善、ホームタウンデジションの権化のような連中はこのことをどう思っているんだろう。非常に興味がある。

それもあるが、私としては、藤川がさよならヒットを打たれたのが無念!
14日のメキシコ戦、15日の韓国戦ベストを尽くせ。(アメリカ時間)


   

生保・がん保険のコマーシャル

2006年03月12日 10時15分16秒 | 教育 
生命保険やがん保険の会社のコマーシャル異常に多いと思っていました。
やっぱり、関東地区では、昨年ついに普通自動車CMを抜いて1位になったんだそうです。(ビデオリサーチ調べ)
医療費の自己負担増が既成の事実の如く語られるなか、みんな不安なのです。
私が病気になったら、どうなるんだろう。一定の自己負担を払うとしても、公的保険でちゃんとした医療を受けられるんだろうか。
星野元阪神監督や地井武男などのコマーシャルを見ながら、そう思います。
その不安につけ込んで圧倒的な量のコマーシャルを流し続けています。
結局、小泉内閣の医療制度改悪は日米の保険大企業にとって大きなビジネスチャンスだというわけです。
おまけに「混合診療の解禁」が医療制度改悪法案の一つの柱としてうかびあがってきました。
「混合診療」とは、病気やけがなどで一連の診療の中で公的保険がきく保険診療と、保険がきかない保険外診療(全額自己負担)との併用を認めるということです。現在は原則として禁止されています。
国民皆保険制度のもとでは、誰もが一定の負担で、いつでもどこでも必要な医療を受けられることを前提としているからです。
良い技術や、薬が開発されれば直ちに公的保険がきくようにしなければならないと思いますが、おそらくは保険外負担として高額な自己負担を払わされることになるのではないでしょうか。
保険がきく範囲を狭めると国庫負担や大企業の保険料負担を減らせるからです。

がんばって生活習慣病などを克服するようにしましょうか。


   

花粉症

2006年03月11日 19時03分33秒 | 教育 
 アレルギー性鼻炎がひどい。目にも影響がある。
 長距離の運転も控えている。運転中に立て続けにくしゃみなどすると非常に危険である。
 花粉症というがどうも黄砂現象と関係があるような気がする。黄砂もアレルゲンになりうる。中国の汚い土埃が原因ではないか。何度か中国に行ったが、あの砂漠化の凄まじさは恐怖である。おまけに中国の急速な「近代化」がもたらす大気汚染、海洋汚染もすべて日本がかぶる。
 おまけに小泉の靖国参拝に見るようなお粗末な日本の外交政策。中国・韓国などアジアから信頼されない日本という「経済大国」は世界の笑いもの。  
 こういうことが私のアレルギー性鼻炎の遠因になっている。絶対にそうだ。間違いない。 
 要するに小泉の馬鹿が私の鼻炎の原因である。断言する。
 医学的根拠は、知るか!
支離滅裂のようだが、日本の政府のやってることも支離滅裂、医療の改悪、金融政策、思いやり予算、天下り、みな支離滅裂。
 私だけをせめるな!!!





  

国民の生活はどうなるの 日銀の「量的金融緩和」政策の解除

2006年03月10日 08時40分34秒 | 教育 
 日銀の「量的金融緩和」政策の解除 何のことかさっぱりわからないので悩んでましたが、比較的わかりやすい論評がありました。紹介します。   

《「暮らしと経済研究室」主宰山家悠紀夫氏の意見。 
 「資金をじゃぶじゃぶ供給し続ける量的緩和はほとんど無意味でした。需要がなければ資金は流れません。量的緩和を解除しても問題はないでしょう。    
 量的緩和や「ゼロ金利」の超低金利政策で、得をしたのは、大手銀行・大手企業、国と米国経済です。銀行はほとんどコストなしで資金が調達でき、企業は金利負担が減ります。国は国債を大量に発行しても国債の利払いが少なくてすみます。だぶついた資金は金利差で、米国に向かい、米国経済を支えることになりました。  損をしたのは家計です。日銀は、一九九一年の利子収入が続いたと仮定すれば、二〇〇四年までに国民が失った利子収入は三百四兆円と推計しています。   家計の負担で大手銀行・大企業、国、米国経済を助けたということになります。 もともと、需要がないときに、金利政策で景気を押し上げることには限界があります。政府は増税や医療改悪で景気を悪くする政策をとりながら、”景気対策は日銀がやれ”という。こういうやり方では、家計から日本経済を元気にすることはできません。」 しんぶん赤旗3月10日付 》    
 
それで、国民の預金の利子を上げるのはまだまだ先だと言うし、住宅ローンの金利は上がるだろうという。ほんまにえらい国に住んでます。





クロッカス開花

2006年03月09日 15時38分28秒 | 教育 
アヤメ科サフラン属クロッカス

雑草が凄い勢いで芽を出す中で、クロッカスが咲きはじめています。
わが家では、草花もできるだけ鉢植えにせず、路地に植えます。
雑草と共生しながら、咲いています。
草刈りのシーズンになると、草花を一緒に刈り取ってしまわないようにするのが重要な課題なのです。

ピントが甘い。前ピンという声が聞こえてきそうです。ま、いいか。




さくらんぼ開花

2006年03月08日 09時57分38秒 | 教育 
桜の仲間ではさくらんぼが最初に咲きます。
梅はすでに落花を始めています。
あんずの真紅の蕾が少しふくらんでいます。
しかし、毛虫が早くも木蓮の蕾をかじっています。
いのちが燃えはじめたという季節ではありますが、害虫などの活動も活発になるのです。





花粉症

2006年03月05日 08時40分05秒 | 教育 
 いい歳になってから突然花粉症。つらいですね。あさからはなぐずぐずでは気力が殺がれます。早めに対策をとらないとといいますが、何をいつ頃からということも分からない。医師に相談をしなければいけないのでしょうが、さぼったまま。
 ずいぶん花粉症に悩んでいる人は多いようで、病院(皮膚科)の待合室に「花粉症対策ブック」というパンフレットが置いてありました。大変面白いページがありました。またパクリですが紹介します。
 
○花粉症を詠み飛ばす 「第一回花粉症五七五大賞」 要するに花粉症を詠んだ川柳です。15767通作品の応募があったそうで、大賞以下入賞作品が掲載されています。主宰は医療関係の企業のようです。後援は日本アレルギー協会。
以下入賞作。

 大賞         ベッピンをスッピンにする花粉症     鹿児島県  酒匂妙幸
 
 優秀賞        洗濯を外に乾さない妻の愛        東京都   望月香奈

 優秀賞        空黄色心はブルー目は真っ赤      静岡県   安藤英房

 ドクター賞      これは風邪絶対風邪と言いきかせ    愛知県   明日晶子

 シェリングブラウ賞  鼻つまりオレと言ったらTEL切られ  東京都   石山雅昭

 以下佳作       泣いてるのイジメられたの聞く息子

            花粉症くしゃみ一発入れ歯飛ぶ

            人混みも主人のくしゃみはすぐわかり

            いつの日かマスクはずして花見酒

            かくれんぼ孫に見つかる花粉症

            少子化を杉の小山にひろめたい

            鼻づまりおかげで仕事も行き詰まり
            
            おこってる子どもの前で鼻タラリ
 
            花粉症ふきとぶくらいにックシャミしよう 

            名刺見て杉の字見つけくしゃみかな


めげずに闘いましょう。



台北市 変貌

2006年03月04日 11時18分00秒 | 教育 
故宮博物院を見たくて、20年ぶりに台北に行きました。
驚いたのは台北市の変貌ぶりです。
中でも地上508㍍、101階建てのノッポビルは世界一だという。
展望台は89階、382㍍にあります。
見えているビル群は20階~30階というような高層ビルです。
あいにく雨で眺望はあまり良くなかったのですが、一応写真は撮りました。
出来は良くないと思いますが、レタッチはしていません。

故宮博物院はやはりすごいものです。
素晴らしいというか、あきれ返るというか、唖然とするというか、丸1日宝物群に浸っていると、へとへとになります。
残念ながら、今、本館を改修中、公開されている展示室は3分の1ほどです。
工事が終わったら、もう一度行きたいと思っています。

  

知る権利が危ない 新聞宅配制度の危機

2006年03月03日 08時53分56秒 | 教育 
新聞宅配制度を守れ

新聞業における特定の不公正な取引方法(特殊指定)
(1999年7月21 日公正取引委員会告示)
「1 日刊新聞(以下新聞という)の発行を業とする者(以下「発行業者」という)が直接であると間接であるとを問わず地域又は相手方により、異なる定価を付し、または定価を割り引いて新聞を販売すること。ただし、学校教育教材用であること、大量一括購読者向けであることその他政党かつ合理的な理由を持ってするこれらの行為については、この限りでない。
2 新聞を個別配達の方法により販売することを業とする者(以下販売業者という)が直接であると間接であるとを問わず、地域又は相手方により、定価を割り引いて新聞を販売すること。
3 発行業者が、販売業者に対し、正当かつ合理的な理由がないのに、次の各号のいずれかに該当する行為をすることにより販売業者に不利益を与えること。
一 販売業者が注文した部数を超えて新聞を供給すること(販売業者からの減紙の申し出に応じない方法による場合を含む)。
二 販売業者に自己の指示する部数を注文させ、当該部数の新聞を供給すること。
備考 この告示において、「日刊新聞」とは、一定の題号を用い、時事に関する事項を日本語を用いて掲載し、日々発行するものをいう。  」

 以上のような販売方法を不公正な取引として、特に指定し、新聞の発行業者が、販売業者に圧力をかけたり、値引き競争したり、儲からないコストのかかる地域での業務をやめてしまったりということを防いでいたのですね。
 その規制を、公取委は見直す方針をであるという。
パソコンやインターネットの時代だといっても、新聞が重要な情報源であることには間違いない。
 この特殊指定がなくなれば、おこるのは販売の過当競争、コスト高の地域への価格上乗せなどの現象が心配されます。結局は弱者いじめになります。
3月2日の毎日新聞が特集しています。是非一読を。


そこまでやるか 新聞宅配危ない

2006年03月02日 12時13分09秒 | 教育 
《  公正取引委員会が新聞などの「特殊指定」を見直す作業を進めている。個別配達制度の崩壊につながりかねない重大な問題であり、日本新聞協会は見直しに強く反対している.
国民の多くが個別配達制度の維持を求めている。公取委は世論に耳を傾け、現行制度を維持すべきだ。独占禁止法は「不公平な取引」を禁じているが、すべての業種に共通の「一般指定」と特定業種の具体的禁止事項を定めた「特殊指定」がある。新聞のほか教科書、海運、大規模小売業など7分野が特殊指定の対象で、公取委が告示で定めている。
 新聞社は教材用、大量一括購入購読者向けなど例外を除き、販売相手や地域の違いで異なる定価を着けたり、定価を割り引いてはならない。新聞販売店は例外なしに定価の割引をしてはならない。そういう規定である。
 この特殊指定は新聞や書籍などの著作物の「再販制度」と表裏一体だ。独禁法はメーカーが小売店に定価を指定することを禁じているが、新聞や書籍など著作物には例外的に認めている。この再販制度と特殊指定が車の両輪となって、宅配制度が維持されている。
 こうした販売ルールが緩和されたりなくなったりすれば、販売店間の値下げ競争で、配達コストがかさむ山間部や過疎地では配達の打ち切りが発生しかねない。また住んでいる場所等によってさまざまな定価が存在し、現在の全国くまなく同じ条件で情報や知識を伝えるという新聞の使命が守れなくなってしまう。国民はそんな事態を望んでいるだろうか。
 日本新聞協会の調査では、新聞の宅配制度について72.6%があ「是非続けてほしい」と答え、14.2%が「できれば続けてほしい」と答えた。合わせて9割近い国民が新聞の宅配を望んでいる。
 昨年7月には国民の活字離れに歯止めをかけようと超党派の国会議員提出の「文字・活字文化振興法」が施行された。「すべての国民が等しく文字・活字文化の恵沢を享受できる環境を整備」しようとするものだ。公取委の特殊指定見直しは、この新法の精神に逆行するものだ。… 以下略…  》

 今日、3月2日の『毎日新聞』社説である。
 こういう動きがあったんですね。知りませんでした。
 これも企業側にとっての規制緩和なんでしょう。

 まず、減反政策などで農民を食えなくし、国鉄の路線をなくし、郵政を民営化し、今度は、新聞の宅配制度を危うくしようとしている。知る権利の問題である。山間部、過疎地などで今でも車に乗らない高齢者も多い。大規模店舗の出店の規制が緩和され、交通の便利なところにはスーパーマーケットが建ち並ぶ陰で、昔ながらのなじみの小売店舗は閉業し、タクシーでスーパーマーケットへ買い物にいく高齢者も多い。
 そこまでやるか、という感じである。
 また、どこまでやられたら気がすむのか、という感じでもある。
 規制緩和とはそういうことであった。
 最終は、憲法を変えて、権力側を縛っている規制を取り払うということなのだ。