伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

抜き足、差し足・・キェーンと叫ぶキジ

2021年05月04日 | 
 キジは、近年、だいぶ増えている感じがある。以前にも書いたかもしれないが、我が家の周辺をテリトリーにするキジがいるほか、ほぼ100m離れれば、別のキジがテリトリーを持ち、その周辺を闊歩している。

 朝の散歩の途中に通りかかる工事残土の埋め立てをされたこの場所は、キジのお気に入り。ほぼ毎朝、姿を見かけ、ほぼ毎朝、土を積んだ場所に上がり、母衣打ちを何度もする。

 今朝のキジ、まずは草の陰を抜き足、差し足で歩きながら、時折草の実をついばんでいた。隠れているつもりなのだろう。







 でも姿は丸見え。そのうち,草の陰から抜け出した。

 そしてたたずんだのは、土を盛り上げた小高い場所。ここで、母衣打ちをするのだ。



 動きを止めたキジは、右の羽、左の羽、そして胸元と羽繕いをした後、ピタッと動きを止め、首をまっすぐに上に伸ばす。



 キェンキェーンといななき、バタバタと羽ばたいた。



 そして、再び、羽繕いをしながら、周りの様子をうかがいながら、長時間、ここに止まる。

 愛犬の散歩を折り返して帰ってくると、その場所から100m離れた法の下から母衣打ちが聞こえた。他のキジの侵入を許さないため、警邏しているのだろう。このテリトリーに、メスは来てくれたのだろうか。まだ、寄り添う姿は見ていない。


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