伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

探検隊で上遠野小のやしおみ登山に同行

2023年11月10日 | 遠野町・地域
 同小のやしおみ登山がいつから始まったのか分からないが、八潮見城探検隊とともに同行したのは今回が3回目となる。学校の授業での登山に同行というレベルで考えると、他に昨年上遠野中学校の登山に同行しているので4回目ということになる。

 八潮見城探検隊は、遠野地区に残っている史跡・八潮見城を活かすために、散策路の刈り払いや雑木の撤去、橋や案内板などを整備し、利用しやすい環境を整えてきた。以来、散策路の草刈りや倒木の撤去など散策路の環境整備につとめている。

 隊から連絡されてきた集合時間は午前8時30分。同校体育館には隊関係者7人が集まった。「はじめの会」で注意事項の説明や隊員の紹介、児童の自己紹介があった後、1人につき2つの班を教員のみなさんと担当しながら、城跡を目指して出発した。

 上遠野の八幡神社から入って城跡をめざす。担当した班の児童たちと散策路沿道の植物や土地の成り立ちなどを話しながら歩いた。途中、班のリーダーを務めている6年生が水を飲みましょうと呼びかけて休憩をとる場面があった。さすがリーダーだ。

 40分程かけて城跡に着き、上遠野の町並みに面した展望台に移動、班ごとに写真撮影をした。ここからは八潮見城の由来である海岸線が見える。気の成長などで昔と景観は異なると思うが、新舞子海岸や小名浜港、勿来の共同火力の煙突など、広くいわきの海岸線を見ることができる。

 今日も、小名浜三崎公園のマリンタワーが眺望でき、児童たちがその姿を確認するため、熱心に視線をおくっていた。



 写真撮影後は下山するだけ。児童たちと元の道を戻って学校に帰った。



 途中、子どもたちが感想言っていた。ある児童は、「授業の時の30分はとても長く感じるけれど、今日は(これまでだいたい2時間経過している)とても短く感じる」と、登山をとても楽しんでいた。他にも同様の声を聴いた。自分の時もそうだったのだろうけれど、子どもって今も昔も変わらないなと思う。

 戻った体育館では「おわりの会」が開かれて、児童たちから感謝の言葉をいただいて、登山を終えた。

 八潮見城には、石垣や井戸跡などの史跡が残されている。市内の山城では珍しいと聞いている。次回は、こうした史跡ももっと活かせる登山になるといいかなと感想を残してきた。


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