伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

東電福島第一原発報道で気にかかること

2015年03月22日 | 原発・エネルギー
 衆院福島五区に対応する日本共産党いわき・双葉地区で選挙学校を開き、今年秋の県会議員選挙の大切な意義を学ぶとともに、県議会の状況を宮川えみ子県議、長谷部淳県議から報告を受けました。

 きょうの報道では、東電福島第一原発の炉心溶融が確認された1号機に続き、2号機でも炉心溶融が確認されたことが報道されました。今後、炉心の状況をどの程度詳細に把握する能力を持つのかは分かりませんが、こうした一つ一つの取り組みが、廃炉に向けた作業をすすめる力になることを願うばかりです。

 ただ解せないのは、3号機については、1、2号機の実験結果を見ながら、ミュー粒子を使った透視をするか検討する方針だということ。何でなんだろう。今後に役立つなら、迷わずに実施すればよいのに。誰もがそう思うのではないだろうか。何か理由があるのなら、その点もしっかり踏まえた説明がほしいところ。

 もう一つ気にかかった報道があった。ちょっと気にかかる報道がありました。第一原発の5、6号機西側で枯れ草など0.5アールを焼く火災があったというものです。火災で雨水配管の一部が損傷し、放射性物質除去後というが漏水が確認されたといいます。

 問題はその火元。大型車両のものと見られる加熱したブレーキ部品とみられるというのです。ブレーキを踏み続ければ加熱することは分かります。ただ破損するとなれば、それだけの問題ではないでしょう。

 昨年、第一原発内を視察した際に、自動車修理工場を場内に建設中でしたが、十分整備が行き届いていないのでしょうか。

 構内に持ち込んだ建設機材は、外に持ちだして使うことができなくなるため、型の古い機材が多いと聞きました。そのことが原因となっていないことを願っていますが、改善が必要なのかもしれません。


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