昨日の天気予報は、午前は曇りで、午後から雨だったように思う。しかし、朝からの雨模様。愛犬の散歩は自宅周辺で用足しだけさせて、午前9時からの遠野和紙の材料作り「しょしとり」のボランティア作業に出かけた。
「しょしとり」は、枝から剥がしたコウゾの皮から外側の黒皮とその内側の甘皮(黄緑色っぽい皮の層)をそぎ落とし、白皮とする作業だ。
フロントページの写真の建物の前に物干しにかかった白い物が見える。それが「しょしとり」を終えた白皮だ。乾燥させておき、和紙を漉く前に水に浸して戻し、ごみをとってきれいにした後で叩き、細かく切断して繊維化する。繊維となった和紙を、トロロアオイから抽出したのりを混ぜた水に溶き、和紙を漉くのだ。のりは水の粘度を増す役割を持つ。ただの水だと、繊維が沈んでしまうため、きれいに和紙を漉くことはできない。のりで水中の繊維を均質に浮遊させ、均質な和紙を漉くために必要なのだという。
作業は、遠野和紙工房「学び舎」で行う。敷地内には、ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリが咲き始めていたが、今日、ナズナが咲き誇っていることに気がついた。
今日の作業量は15kgの皮の処理。15人程が携わり、休憩を挟んで午後2時半頃には作業を終了した。
作業終了後、学び舎の外に見える電線に鳥が止まっていた。雨の中寒そうだ。ふと首を伸ばした姿がシュッとして美しい。キジバトだと思うが、もしかして違うのか。ズームして撮ってみると、やっぱりキジバトだった。
自宅に戻り、数年は出していない平飾りの雛人形を飾り付けた。箱に入れて物置に入れっぱなし。たまには日干しもしてやらないと痛んでしまいかねない。そんなことで飾り付けることにしたのだ。
箱から出してみると思ったより痛みはきていない。娘の初節句に購入したものだが、飾り付けると息子がよく遊んでいた。屏風の破れや、ぼんぼりの剥がれ、おひな様の冠の脱落など若干の痛みはあるが、修理して飾り付けた。屏風の破れを何とか補修できないかな・・。
ラインに投稿してみると、娘から返信があった。「あらためて見ると立派だわー」だって。
それは良かった。
雨は午後から強まり、夕方には本格的な降りとなった。帰路にあると思われる車のヘッドライトに雨の景色が浮かぶ。
夜半には雨が上がっていたが、強風が吹いていた。雲の切れ間に月がのぞいた。
「しょしとり」は、枝から剥がしたコウゾの皮から外側の黒皮とその内側の甘皮(黄緑色っぽい皮の層)をそぎ落とし、白皮とする作業だ。
フロントページの写真の建物の前に物干しにかかった白い物が見える。それが「しょしとり」を終えた白皮だ。乾燥させておき、和紙を漉く前に水に浸して戻し、ごみをとってきれいにした後で叩き、細かく切断して繊維化する。繊維となった和紙を、トロロアオイから抽出したのりを混ぜた水に溶き、和紙を漉くのだ。のりは水の粘度を増す役割を持つ。ただの水だと、繊維が沈んでしまうため、きれいに和紙を漉くことはできない。のりで水中の繊維を均質に浮遊させ、均質な和紙を漉くために必要なのだという。
作業は、遠野和紙工房「学び舎」で行う。敷地内には、ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリが咲き始めていたが、今日、ナズナが咲き誇っていることに気がついた。
今日の作業量は15kgの皮の処理。15人程が携わり、休憩を挟んで午後2時半頃には作業を終了した。
作業終了後、学び舎の外に見える電線に鳥が止まっていた。雨の中寒そうだ。ふと首を伸ばした姿がシュッとして美しい。キジバトだと思うが、もしかして違うのか。ズームして撮ってみると、やっぱりキジバトだった。
自宅に戻り、数年は出していない平飾りの雛人形を飾り付けた。箱に入れて物置に入れっぱなし。たまには日干しもしてやらないと痛んでしまいかねない。そんなことで飾り付けることにしたのだ。
箱から出してみると思ったより痛みはきていない。娘の初節句に購入したものだが、飾り付けると息子がよく遊んでいた。屏風の破れや、ぼんぼりの剥がれ、おひな様の冠の脱落など若干の痛みはあるが、修理して飾り付けた。屏風の破れを何とか補修できないかな・・。
ラインに投稿してみると、娘から返信があった。「あらためて見ると立派だわー」だって。
それは良かった。
雨は午後から強まり、夕方には本格的な降りとなった。帰路にあると思われる車のヘッドライトに雨の景色が浮かぶ。
夜半には雨が上がっていたが、強風が吹いていた。雲の切れ間に月がのぞいた。
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