遠野町のじゃんがら念仏盆踊り大会は上遠野と入遠野で交互に開かれ、今年で58回を数える。
過去には開会直前の急な雷雨で中止になったこともあるが、今年は関西に上陸した台風7号影響で、当初予定の15日が悪天候となったため今日に延期された。今朝も昨日同様に、急に雨雲が近づき、強い雨が降ったりした。
今日の天気は大丈夫かな。ちょっと不安もよぎったが、日中は湿度が高い蒸し暑い天気とななった。夕刻になり上遠野に霧雨程度の雨が落ち始めた中で車を走らせ、入遠野の会場付近にさしかかった頃には雨は降っていない。ちょうどじゃんがら念仏踊りの一行が流しながら会場入りする時間で、鉦と太鼓を打ち鳴らしながら路上を進行していた。その後を追いながらゆっくりと車を進め、駐車場に車を入れた。
入り口で抽選ナンバーが入ったうちわを受け取り、会場に入った時には、開会セレモニーも終わる頃で、すぐに参加団体のじゃんがら念仏踊り披露が始まった。
参加団体は、入下青年会、下根本青年会(保存会かも)、根岸青年会、深山田保存会の4団体。それぞれの持ち味を活かした舞いが披露された。
撮影には1眼レフデジカメを用意していたのだが、根岸青年会を撮影していたら電池が切れた。でかける際に確認した際には、電池の残量表示はフルの状態だったので安心していたのだが、だいぶ消耗していたようだ。やむなく以降はコンデジでの撮影。画像は粗くなるが仕方がない。
4団体の舞いの披露に続いて遠野お囃子会の演奏で盆踊りが始まった。婦人会のみなさんの踊りを先頭にしながら踊りの輪が広がった。
用意された抽選用うちわの数は700を超える数で、全てはけたという。盆踊りの段階では700以上の方々が盆踊り大会に集まっていたと思うが、数百の方が踊りの輪に加わっているだろう。
お囃子会の演奏に続いていわき踊りを踊り、戦没者慰霊のじゃんがら念仏踊りのいっせい演舞が始まった。
途中、いつものように打ち上げ花火が空を飾った。
演舞を取り巻く観客は、地上の演舞、空に浮かぶ花火の乱舞に目を奪われていた。
大会の最後は、お楽しみ抽選会。会場の参加者は、櫓上から発表される当選番号に一喜一憂した。
盆踊り大会に参加するじゃんがら念仏踊りの団体は、以前に比べてほぼ半減している。多彩な踊りが持ち味だけに、その状況には少し寂寞たる思いが湧いてくる。しかし、人口減少の時代の中山間地の現状も反映したこの状況に抗して、地域の芸能を継承している参加団体や、参加しないものの、地域でじゃんがら念仏踊りを継承しているみなさんには、引き続きがんばっていただきたいものだ。
さて、例年なら盆踊り大会の頃にはうろこ雲が浮かぶなど秋の空が広がる。今年は台風の影響が広がる空になったが、確実に秋に向かって季節は進んでいくだろう。暑すぎる夏が過ぎ、涼やかな秋がやってくるのが待ち遠しい。
過去には開会直前の急な雷雨で中止になったこともあるが、今年は関西に上陸した台風7号影響で、当初予定の15日が悪天候となったため今日に延期された。今朝も昨日同様に、急に雨雲が近づき、強い雨が降ったりした。
今日の天気は大丈夫かな。ちょっと不安もよぎったが、日中は湿度が高い蒸し暑い天気とななった。夕刻になり上遠野に霧雨程度の雨が落ち始めた中で車を走らせ、入遠野の会場付近にさしかかった頃には雨は降っていない。ちょうどじゃんがら念仏踊りの一行が流しながら会場入りする時間で、鉦と太鼓を打ち鳴らしながら路上を進行していた。その後を追いながらゆっくりと車を進め、駐車場に車を入れた。
入り口で抽選ナンバーが入ったうちわを受け取り、会場に入った時には、開会セレモニーも終わる頃で、すぐに参加団体のじゃんがら念仏踊り披露が始まった。
参加団体は、入下青年会、下根本青年会(保存会かも)、根岸青年会、深山田保存会の4団体。それぞれの持ち味を活かした舞いが披露された。
入下青年会
下根本青年会(保存会かも)
根岸青年会
深山田保存会
撮影には1眼レフデジカメを用意していたのだが、根岸青年会を撮影していたら電池が切れた。でかける際に確認した際には、電池の残量表示はフルの状態だったので安心していたのだが、だいぶ消耗していたようだ。やむなく以降はコンデジでの撮影。画像は粗くなるが仕方がない。
4団体の舞いの披露に続いて遠野お囃子会の演奏で盆踊りが始まった。婦人会のみなさんの踊りを先頭にしながら踊りの輪が広がった。
用意された抽選用うちわの数は700を超える数で、全てはけたという。盆踊りの段階では700以上の方々が盆踊り大会に集まっていたと思うが、数百の方が踊りの輪に加わっているだろう。
お囃子会の演奏に続いていわき踊りを踊り、戦没者慰霊のじゃんがら念仏踊りのいっせい演舞が始まった。
途中、いつものように打ち上げ花火が空を飾った。
演舞を取り巻く観客は、地上の演舞、空に浮かぶ花火の乱舞に目を奪われていた。
大会の最後は、お楽しみ抽選会。会場の参加者は、櫓上から発表される当選番号に一喜一憂した。
盆踊り大会に参加するじゃんがら念仏踊りの団体は、以前に比べてほぼ半減している。多彩な踊りが持ち味だけに、その状況には少し寂寞たる思いが湧いてくる。しかし、人口減少の時代の中山間地の現状も反映したこの状況に抗して、地域の芸能を継承している参加団体や、参加しないものの、地域でじゃんがら念仏踊りを継承しているみなさんには、引き続きがんばっていただきたいものだ。
さて、例年なら盆踊り大会の頃にはうろこ雲が浮かぶなど秋の空が広がる。今年は台風の影響が広がる空になったが、確実に秋に向かって季節は進んでいくだろう。暑すぎる夏が過ぎ、涼やかな秋がやってくるのが待ち遠しい。
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