参議院選挙が公示しました。
自民党は原発の再稼働を盛り込んだ参議院選挙公約を掲げています。一方、福島県の自民党県連は県内の原発全廃炉を公約していますが、3日の党首討論会で「TPP反対の北海道県連、普天間基地の県外移設の沖縄県連、福島県内原発廃炉の福島県連。県連と本部がねじれている。ごまかしではないか」という趣旨で問われた安倍首相は、「(再稼働を盛り込んだ)自民党本部が出したのが公約で、各県連が主張しているのは要望のようなもの」と各県連の“公約”をばっさり切り捨てていました。
福島県連が「廃炉」をいうのは当然、「原発事故で死亡した人はいない」という自民党政調会長・高市早苗氏の発言に怒りを表明するのも当然ですが、しかしこの声は県内から自民党総裁を出さない限り自民党全体を動かすことはなさそう。
衆議院選挙で、福島5区選出の衆院議員はじめ自民党の多くの候補者がTPP交渉参加反対を公約して当選しました。しかし、その声は自民党を動かすことなく安倍首相はTPP交渉に参加をしてしまいました。自らの公約を反故にされた衆院議員たちは引き続き、その自民党に在籍したままです。怒りの離党をした人は聞いたことがありません。
自民党の公約は「原発再稼働」。従って自民党の議席は再稼働の議席になります。また福島選挙区の候補者は「県内原発全廃炉」で共通していますが、福島県民の安心・安全を守るためにそれだけで良いのか。例えば茨城県東海村の東海第二発電所はいわき市勿来地区をはじめ福島県南部から50Km。福島第1原発より近距離にあるのです。同原発は東日本大震災で5mを超える津波に襲われ、非常用発電機1基は使えなくなったと聞いています。事故が置きなかったのは幸運に過ぎなかったと言えるでしょう。
県内原発とともに他の原発をどうするのか。これも大きな課題になります。原発ゼロをかかげ、ただちに廃炉に向かうこと、当面は火力でつなぎながら再生可能エネルギーの増設を図ろうというのが日本共産党です。先だっての報道では震災後、太陽光発電を中心に100万キロワット級原発1基分の発電施設が増設されたとありました。ようはどれだけこの方向に力を注ぐかが問題だということが、このことに示されていると思います。
日本共産党への支持でこうした方向をしっかり出していってほしいと思います。
★
ポスターを張り出している途中で、マタタビを見つけました。葉の陰で花がしとやかに咲いていました。
自民党は原発の再稼働を盛り込んだ参議院選挙公約を掲げています。一方、福島県の自民党県連は県内の原発全廃炉を公約していますが、3日の党首討論会で「TPP反対の北海道県連、普天間基地の県外移設の沖縄県連、福島県内原発廃炉の福島県連。県連と本部がねじれている。ごまかしではないか」という趣旨で問われた安倍首相は、「(再稼働を盛り込んだ)自民党本部が出したのが公約で、各県連が主張しているのは要望のようなもの」と各県連の“公約”をばっさり切り捨てていました。
福島県連が「廃炉」をいうのは当然、「原発事故で死亡した人はいない」という自民党政調会長・高市早苗氏の発言に怒りを表明するのも当然ですが、しかしこの声は県内から自民党総裁を出さない限り自民党全体を動かすことはなさそう。
衆議院選挙で、福島5区選出の衆院議員はじめ自民党の多くの候補者がTPP交渉参加反対を公約して当選しました。しかし、その声は自民党を動かすことなく安倍首相はTPP交渉に参加をしてしまいました。自らの公約を反故にされた衆院議員たちは引き続き、その自民党に在籍したままです。怒りの離党をした人は聞いたことがありません。
自民党の公約は「原発再稼働」。従って自民党の議席は再稼働の議席になります。また福島選挙区の候補者は「県内原発全廃炉」で共通していますが、福島県民の安心・安全を守るためにそれだけで良いのか。例えば茨城県東海村の東海第二発電所はいわき市勿来地区をはじめ福島県南部から50Km。福島第1原発より近距離にあるのです。同原発は東日本大震災で5mを超える津波に襲われ、非常用発電機1基は使えなくなったと聞いています。事故が置きなかったのは幸運に過ぎなかったと言えるでしょう。
県内原発とともに他の原発をどうするのか。これも大きな課題になります。原発ゼロをかかげ、ただちに廃炉に向かうこと、当面は火力でつなぎながら再生可能エネルギーの増設を図ろうというのが日本共産党です。先だっての報道では震災後、太陽光発電を中心に100万キロワット級原発1基分の発電施設が増設されたとありました。ようはどれだけこの方向に力を注ぐかが問題だということが、このことに示されていると思います。
日本共産党への支持でこうした方向をしっかり出していってほしいと思います。
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ポスターを張り出している途中で、マタタビを見つけました。葉の陰で花がしとやかに咲いていました。