伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

短期ドックと被災地の消費税

2012年05月17日 | インポート
 国保短期ドックを受けた。
 血圧90-140。うっそー。言葉が頭にこだます。いつになく高い。確かに若い頃から続いていた70-120というベストの血圧は、今年の測定では上がり気味ではあったが、そこまでとは。エコー検査では、「たまり始めていますよ。脂肪が肝臓に」。体重が増えているわけだ。胃カメラにはポリープが写る。「良性ですね」とはいうものの、ポリープの発見は初。50過ぎて成人病の準備がすすんでいたわけだ。これは少し摂生した生活をしなければならない。おそらく検診結果の説明では、このことが言われるだろう。

 第51回遠野町商工会通常総会に招かれあいさつの機会をいただいていたので、このドックの体験もふれさせていただいた。

   祝辞

 第51回通常総会の開催、おめでとうございます。
 実は私、午前中に国保短期ドックを受けてきました。そしたらエコー担当の検査技師(知人です)が、笑みを浮かべながら言うんですよ。「たまってますよ。脂肪が肝臓に」。お金が脂肪のようにたまってくれるなら良いのですが、昨年の東日本大震災からの復興に、入ってきたお金が右から左に流れるだけの暮らしになっていると思います。


 そんな大変なときに気にかかるのが、「社会保障と税の一体改革」です。年金など社会保障は減らし、消費税は10%にすることを決めたいという。復興にお金が入り用な時に消費税で取り上げようとするなら、暮らしの復興の足かせになってしまう恐れがあります。国会には、被災地、被災住民に顔を向けた議論を、しっかりすすめていただきたいと思います。また、みなさんのご意見を届けたいと思いますので、ぜひご意見をお寄せください。

 結びに、遠野町商工会のますますの発展、そしてご参集のみなさまのご多幸とご健康を心から祈念をいたしまして、お祝いとさせていただきます。本日はまことにおめでとうございます。

 本当は、イオンモールの話題にもふれたかった。小名浜港背後地に、市の「復興のシンボル」と位置づけてすすめられる大型ショッピングセンターを中核とした再開発計画作りは、イオンモール株式会社が事業協力者となっている。消費者をひきつけて市外に出さない効果はあるかもしれないが、35,000㎡(市内の1000㎡以上の売り場面積は約275,000㎡)という広大な売り場面積を持つショッピングセンターが、市内の商業地図を書き換えてしまうことは明らか。この点でも、ご意見を寄せていただきたいと思ったからだ。でも、ここまでふれると時間がかかりすぎる。このことはふれないで終わった。

 その後、渡辺町で相談者に会った。自宅の裏山から、発破や大きな石が落ちたような音が聞こえて不安だというのだ。昨年の震災以来、断続的にあるらしく、「ドン、ドン、ドン」と連続的に聞こえることもあるという。最も近いところで4月の中頃に聞いている。昨年4月11日の塩の平断層(井戸沢断層)を震源にした大型余震の前後、「どーん」という、落石とも発破ともつかない音を私も聞いていた。たずねてみると同じ音らしい。もしそうなら、相談者のお宅のすぐの裏山に断層があるかもしれないということだ。裏山は岩山らしいので、その岩が割れる音かもしれない。

 山が崩れるかもしれないと不安を持っているこの方に想定される音の由来を話し、「山から水が出たり、小石が転がるようなことがあれば、山が崩れる前兆かもしれないので避難して」とアドバイスしたした。崩れないようにする抜本策をとるには、困難が大きすぎるように感じたが、調査に来た市の担当者の話なども聞いてみよう。

 夕方から強い雨と雷鳴。
 せっかく咲いた我が家のボタン。3日前から咲いているが、雨がふったり、強い風が吹いたり花がだめになるかと心配ばかり。何とか3日持ったものの、この雨でだめになってしまうかな。がんばって長持ちしてね。


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