伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

ふわふわ・・カノコガ、オバボタル

2019年06月28日 | 
 カノコガ、オバボタル、両者とも、梅雨のこの季節に飛び始める。

 カノコガが見られる期間は、結構短く、1カ月にも満たないと思う。ただ、夏の終わりの頃に、もう一度飛び始める。



 飛んでいる以外は、こうしてぶら下がるように止まっている場合が多い。

 たまたま、ヒノキの葉っぱの上に背中を見せて止まっていた。





 白い水玉模様のような羽、オレンジのストライプが入った胴体。愛らしい姿だと思うのだが、名名前には“ガ”が付く。もっともチョウとガの境目をひくことは難しいらしく、チョウはガの一部ととらえた方が良いようだ。カノコガも勝手に“カノコチョウ”と呼んでおきたい。


 カノコガ飛び出して少したって、これよりもっとふわふわ感が強いオバボタルが飛び出した。光らないホタルだ。

 小さい体で一生懸命羽ばたいているのだが、なかなか前に進まない。歩く速度よりやや遅め。手を前に出すと、いったん止まり、あわててまた飛び立つ。そんな姿が愛らしい。




 止まっている場面に出くわすことはほとんどない。

 たまたまこの日、止まっていてくれた。




 そういえば、23日の八潮見城のハイキングコースの草刈りの時、トラ模様のハチを見た。



 初めて見たハチ。形状からはアシナガバチを思い出こす。すなわちスズメバチの仲間ということになる。

 近くに、巣がくっついた枝が落ちていた。巣には裁断された跡が残る。草刈り機で狩り払われてしまったようだ。

 よく見ると、ハチの右羽も半分に切られている。やはり刈り払われてしまったのだろう。これじゃ、飛ぶことはできない。

 木にしがみついている理由は、そこにあった。

 そうそう、ちなみにこのハチの名は「トラハチ」・・落語に出てくる長屋の住人のような名だな・・ではない。模様からそう呼びたいと思ったのだが、残念ながら違いうようだ。

 名前はムモンホソアシナガバチ。低山や里山に生息し、木の枝や葉など、比較的低位置に巣を作るらしい。だから苅原和ちゃったのだ。小さいハチだが、なかなか攻撃的らしいので、注意が必要だ。

 当たり前だが、刺されると痛いそうだ。


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