伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

羽化

2019年06月29日 | 
 この田んぼは有機栽培で米を作っている。一昨日は、耕作者が草を掻き取る作業をしていたが、午前4時から3日目の作業だという。大変な作業だ。

 農薬のまかれていない田んぼは浮き草もたくさん浮かぶ。今年は特に多いようだ。田んぼの水面はびっしりと水草で埋まっている。




 もっともこの写真は、有機栽培の田んぼの向かい側にあるハス田の水面の浮き草だ。あくまでイメージ写真として捉えていただきたい。


 田んぼの稲にはたくさんのヤゴの抜け殻がしがみついていた。連日、トンボが羽化しているようだ。

 探してみると、ヤゴから羽化し、体が固まる時を待つトンボがたくさん稲にしがみついていた。



 だいぶ乾いてきている。このトンボはノシメトンボだ。

 昔、宮古市津軽石に住んでいた子どもの頃は、なぜか神様トンボと呼んでいた。なぜだろう。寺の参道でよく見かけたからだったのか・・、

 こっちにもいた。








 奥にいるのはナツアカネか、アキアカネか・・どちらだろうか、ぼけていて分からない。横腹が見えれば模様で分かるのだが、背中では区別することができないのだ。






 これは横腹が見えている。



 腹の真ん中を通る黒い模様が背中側に向かって細くなっている。これはアキアカネの特徴だ。ナツアカネは先が平たくなっている。


 この田んぼにはとにかく生き物が多い。そのうちにホウネンエビも発生するのだろう。浮き草が少なくなれば観察できるのだが・・さて、どうなることやら。

 近くの農業用ため池の排水マスでウシガエルが休んでいた。



 とにかくでかい。


 この日、空はずーと雲がかかっていた。

 昼頃、空を見上げるとハロが見えた。



 思ったよりも雲が薄かったのだろう。

 でも午後8時30分過ぎ、遠野町の自宅に戻ると霧雨的な雨滴が落ちだした。

 今朝起床すると地面は濡れていた。しかし、雨は降っていなかった。

 湿った空気で涼やか。心地よい空気を吸いながら、愛犬の散歩に出かけた。しかし・・。

 いつものコースの3分の1程を歩いたところで雨がシトつきだした。これはやばい・・。

 慌てて戻り始めた。でも時すでに遅し。少しずつ強まる雨脚に頭から濡れてしまった。


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