伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

ましこ輝彦参議院議員国政報告 / 質疑

2016年06月16日 | 選挙
 参院選は6日後には公示。

 これに先立ちいわき市文化センターで、ましこ輝彦参議院議員の国政報告会が開かれ、出席しました。

 それにしてもアロハ議会開会中のためアロハシャツでの出席(一般傍聴席ですが)ですが、何かその場の空気から浮いた感じがします。

 市議会内ではみなさんが着用しているので、違和感がない。今議会のに関して言えば制服みたいなものです。でも、町に出ると着用している人はほとんといないので、浮いてしまう。

 それはともかく、会場には、民進党、社民党、そして共産党がズラッと並び、これまでにない光景だけに落ち着かない。共産党の演説会では、壇上にずらっと人が並ぶということはないので、ある意味新鮮な驚きです。



 その中、福島県民の立場にたって国会活動を進めてきたましこ参議院議員の政治家としての姿勢を知ることができたのは基調でした。

 応援に駆けつけた大島九州男参議院議員も、本人も語っていましたが、民進党政権の時、原発を海外輸出する政権の方針に対し、政審会長だったましこさんは反対し、政審会長をやめることになったというのです。そういえばそんな報道を見た記憶があります。

 なぜ反対したのか。大島さんの言葉を借りれば、「いつも福島県民のためにがんばってきた。それが増子さん」。ましこさんは「私は絶対賛成できない。福島に住んでいて海外に輸出するなんて、私の信念でできないですよ」という。原発事故で大きな被害を受けた福島県民の願いは、原発から脱却していくこと。その県民の願いを踏みにじることはできないというのです。

 かつては原発の推進論者だったというましこさんは、事故が起きてしまい「申し訳ない」という思いを持ち、安全神話にどっぷり浸かっていたことを反省し、「原発事故のおきない国を作らなければならない」と考え、原発をなくしていくため新しいエネルギーの開発に力を入れてきたという。特に100万Kwの原発23機分の潜在力を持っている地熱発電に感心を持ち、開発に力を入れてきたといいます。

 また、安倍政権のもとで安保関連法制が強行されたことに「なぜ戦争をしたがるのか分からない」としながら、戦後の日本は310万人の犠牲の上に平和な国作りをすすめており、「攻められたら守るこはいとわない。日本は技術的な貢献などで高い評価を得ながら、平和を作るために貢献してきた。この平和を守っていきたい」と、日本の平和貢献論を展開します。

 さらに「アベノミクス」は日本の経済を支える中小企業に恩恵が全く無いとしながら、その経済政策が失敗してきたとして、中小企業の社会保険料負担を引き下げて負担を減らすことが必要だと、持論を披露しました。

 いずれも納得できる話です。この政策を多くの方々に知ってもらいたいものです。

 「改憲勢力に3分の2を与えないために、3党と市民の結集の力で参議院選挙に勝利したい」(主催者あいさつ)。そんな報告会になったと思います。

 日本共産党からは吉田英策県議会議員・党地区副委員長が出席し、「憲法、民主主義を守る大義あるたたかいだ。平和を守るためにがんばりたい」とエールを贈っていました。



 さて、朝の散歩の時に見つけました。

 毎年のことですが、松の切り株にマツオウジ(キノコ)が伸びていました。



 そして散歩路にもいよいよホタルブクロが花をつけました。



 控室の外にはヒヨドリ。星模様がくっきり。



 市議会は今日で質疑まで終了。明日から常任委員会です。


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