伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

この4年間、まとめなければ・・。

2016年02月07日 | 選挙
 しかし日が長くなりましたね。

 きょうは終日、日本共産党の地区委員会の会議で、基本的に会場に缶詰でした。

 終了は午後4時過ぎ。帰路、遠野着で5時頃。まだ辺は明るい。自宅に帰って、テレビでは笑点が始まりました。つまり午後5時30分過ぎです。空を見ると、まだ明かるさが残っていました。

 こうして一日、一日、春に近づいていくのですね。

 会議では、市政について発言しました。だいたいこんな感じ・・。



 決議案では、「アベノミクスや消費税増税などがすすめられようとする中で、市政50周年を迎えるいわき市には、市民の暮らしを支えるために負担の軽減と福祉の充実にいっそう取り組むことが求められています」としています。

 一口でこう言うのは簡単なのですが、9月に予定される市議選に向けて、具体的な論戦を組み立てるのはこれからのことです。どんなことを市議選で訴えていただくのか考えようとしましたが、ブログに書き、議員だよりに書き、そして市議会だよりに書き、何回も書いているのに、書いた途端に片っ端から忘れていくのですね。

 それでブログで確認をして思い出してみました。

 まず市民の暮らしの状況が問題です。

 市議団が、市議会だよりにつけている第1回目のアンケートでは、22人の回答がありましたが17人が暮らしがきびしいと言う回答でした。多くは年金者でしたが、年金が実質的に減り、一方では物価高がすすむ。「8枚入りのトロけるチーズが7枚になった」などの声がありました。

 いわき市は復興の影響で経済状況が良くなったとされますが、市民の暮らしをみれば決して良くなってはいません。

 こうしたもとで、市政はどんな施策をとってきたのか。基本的には市民に負担を増やす政策をすすめてきました。

 一昨年には下水道の使用料を値上げしました。また昨年は消費税が8%に引き上げられたわけですが、この消費税を公共料金に転嫁し、実質的に公共料金の値上げをしました。

 こうした市民負担を増やす市政に対して、市議会はどういう姿勢をとっているのか。日本共産党と創世会以外は、基本的に全ての議案に賛成している状況です。かつて、何でも反対の共産党という批判の声がありましたが、私は何でも賛成こそが、市民の暮らしから見れば問題が大きいのではないか、と思います。

 政策として何をどう打ち出すかは今後の検討ですが、これまで市議団が質問で取り上げてきた中で、例えば貧困対策の問題があります。

 その中で貧困の連鎖、低所得世帯で親の貧困が子ども世代にもつながっていくという問題ですが、この実施を求めたことに市は「何ができるかも含めて検討したい」との答弁です。これでは実質的にやりませんという答弁にしか聞こえません。

 私は市民福祉常任委員会に所属していますが、先ごろ、低所得世帯に対する学習支援を実施している彦根市で視察をしてきました。生活保護世帯などに学習支援をして、卒業する中学生3年生のうち1人だけが就職で、あとの14人が進学したなど、成果をあげているといいます。昨年、市議団でさいたま市でも視察しましたが、ここでも成果をあげています。

 こうした施策の実施をさせていくことが大切だと思います。

 また、昨年は引き下げられた国保税。国が2億数千万円を入れたことがそれでもまだまだ高すぎる状況があると思います。さらに引き下げを求めることが必要だと思います。

 市議選の前には参議院選挙があります。この選挙で躍進してこそ、市議選での勝利が保障されます。みなさんといっしょにがんばります。(とここで時計が発言終了時間を伝える)ちょうど時間になりましたので発言を終わります。



 実際、これからこの4年間の活動をまとめなければなりませんね。ちょっと憂鬱・・。

 きょうは1枚も写真を撮っていないので、かつて撮った愛犬の写真。



 手前はシバのミックス。奥のラブラドールのミックスが我が家に来てほぼ1年が過ぎた頃、散歩をしている途上でたまたま発見したノラの子犬。ラブラドールが草むらから嗅ぎ出したら擦り寄ってきて、ラブも少しは興奮したようですが、いやがる様子もなく、そのままいっしょに飼いはじめた犬です。基本、臆病で甘えっ子。5歳になるのかな。

 奥のラブは6歳。あけっぴろげで人懐っこい性格。街頭宣伝をしている時、近くを通りかかった知人が犬の散歩中。2匹の子犬がいて、貰い手がないと訴えられ、1ヶ月ほど悩んで引き取った犬。おかげで毎朝いっしょに歩いています。 


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