終戦記念日、遠野のじゃんがら念仏盆踊り大会が開かれるため、午前中に準備を手伝い、午後から遠野町、泉町のヨークベニマル前、小名浜玉川のマルト前、錦町のヨークベニマル前、そして山田町を宣伝カーで回り、集団的自衛権行使に反対する世論を高めようと訴え、街頭宣伝をしました。
車を止めて話しかけてくださる方、「安倍政権に一言ある。がんばってくれ」と自転車を止め、演説を聞いてくださる方、もちろんクラクションや車中から手を降ってくださる方など、激励をしてくださる方々がいたことはとてもうれしかった。
以下 訴えた内容です。
みなさん。こんにちは、日本共産党です。
日本がアジア・太平洋戦争での敗戦を認めてから、69年になります。敗戦を受け入れた玉音放送を流した正午には、いわき市でもサイレンが吹鳴されました。また、NHKは全国戦没者慰霊祭を中継しました。
この慰霊祭で天皇は、「歴史をかえりみて、戦争の惨禍を再び繰り返さないことを切に願い」「世界の平和とわが国の繁栄を切に望みます」と発言しました。この天皇の発言は、多くの戦争体験者、多くの国民のみなさんの願いと一致していると思います。
いま安倍政権がすすもうという集団的自衛権行使の道は、この国民の願いに応える道なのかどうかが、何よりも問われていると思います。
今の日本国憲法は、310万人以上の日本国民と、2000万人を超すアジアの人々の命を奪い、国土を荒廃させた戦争の反省のもとに制定されました。
この憲法では「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにする」ことを誓い、そして国際紛争を解決する手段としての戦争の放棄、その達成のために戦力を持たないという9条を明記しました。
この憲法のもとで、再軍備や日米安保条約で軍事同盟を強化する企てはあってものの、現実の戦場に自衛隊を派兵することはできませんでした。イラク戦争などで、日本人ボランティアが活動できたのも、この憲法に守られて自衛隊がその国の住民に銃口を向けたことがないからだということが伝えられています。
ところがみなさん。安倍政権がすすめる集団的自衛権行使の方針は、この日本の戦後のあり方を根本から転換するものです。
閣議決定は、アメリカが戦争を起こしたとき、「戦闘地域」であっても自衛隊を戦地に送ることを認めています。しかも日本に対する直接の武力攻撃がなくても武力行使ができるようになっています。アメリカなど他国に対する攻撃であっても「日本の存立が脅かされる」など、理由がつけば集団的自衛権を行使することが認められています。
戦場に自衛隊を送る、日本への攻撃がなくても、自衛隊が武力を行使する。こうした自衛隊のあり方は、海外で「戦争しない」という憲法の原則をひっくり返し、日本を「戦争する国」としていくことは明らかです。
みなさん。集団的自衛権行使容認の閣議決定は、その内容ばかりでなく、手続きの上でも問題があります。
本来、憲法は、国民が政府の行動を縛り付けるために作られたものです。
歴代政府は、今の憲法は日本が攻められた時これに反撃する個別の自衛権はあるものの、集団的自衛権は認めていない、こういう明確な解釈に立っていました。この憲法解釈を180度変えるような憲法解釈を政府が変更することは許されない、これが現在の憲法の原則です。この原則に反する決定を安倍政権がしたことには、古賀誠さん、加藤紘一さん、野中広務さんなど、自民党を中枢で支えてきたみなさんが、厳しい批判を寄せている状況です。
内容にも、また手続きにも問題がある憲法解釈の変更はただちに撤回するのが筋です。
みなさん。この夏アメリカ版の映画「ゴジラ」が話題です。この映画の第1作を生み出したのは、アメリカのビキニ水爆実験に国民が怒りを広げていた60年前の日本です。いらい出演してきた俳優の宝田明さんは「憲法9条は世界の宝」「9条を守りぬく、凜(りん)とした日本人でなければいけない」と訴えています。
憲法に戦争放棄を明記させてきたのは国民一人ひとりの思いです。戦後70年近く「戦争する国」を阻止してきたのは、宝田さんの訴えに代表される国民の力です。閣議決定がされた7月1日以降に行われた滋賀県の知事選挙では、自民党の推す候補が敗れました。集団的自衛権行使容認の閣議決定が影響したと言われます。
この国民の声、国民の世論を恐れる安倍政権は、集団的自衛権行使のために必要な法律の整備は、来春のいっせい地方選挙の後にして、選挙への影響を極力避けようと考えていると伝えられています。
みなさん。集団的自衛権行使で戦争をする日本へ突き進もうとする安倍政権への憤りを忘れないようにしましょう。この安倍政権の暴走をストップさせるましょう。その力を持っているのはみなさんの声です。私達日本共産党は、みなさんの声と力を合わせて戦争する国づくりに向かう安倍政権の暴走に歯止めをかけるために力を尽くすことを申し上げたいと思います。みなさんのご支援を心からお願いします。
また先ほど紹介した自民党の元幹部登場してきたしんぶん赤旗ですが、日経ビジネスデジタル版は、共産党の新聞に自民党の元幹部が登場するのは安倍政権に真っ向から反する論壇を提供できるのは赤旗だけになっている証拠だと紹介しています。しんぶん赤旗は平和を守る希望の新聞です。また国民生活を守る希望の新聞です。しんぶん赤旗のご購読をお願いして、訴えといたします。
車を止めて話しかけてくださる方、「安倍政権に一言ある。がんばってくれ」と自転車を止め、演説を聞いてくださる方、もちろんクラクションや車中から手を降ってくださる方など、激励をしてくださる方々がいたことはとてもうれしかった。
以下 訴えた内容です。
みなさん。こんにちは、日本共産党です。
日本がアジア・太平洋戦争での敗戦を認めてから、69年になります。敗戦を受け入れた玉音放送を流した正午には、いわき市でもサイレンが吹鳴されました。また、NHKは全国戦没者慰霊祭を中継しました。
この慰霊祭で天皇は、「歴史をかえりみて、戦争の惨禍を再び繰り返さないことを切に願い」「世界の平和とわが国の繁栄を切に望みます」と発言しました。この天皇の発言は、多くの戦争体験者、多くの国民のみなさんの願いと一致していると思います。
いま安倍政権がすすもうという集団的自衛権行使の道は、この国民の願いに応える道なのかどうかが、何よりも問われていると思います。
今の日本国憲法は、310万人以上の日本国民と、2000万人を超すアジアの人々の命を奪い、国土を荒廃させた戦争の反省のもとに制定されました。
この憲法では「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにする」ことを誓い、そして国際紛争を解決する手段としての戦争の放棄、その達成のために戦力を持たないという9条を明記しました。
この憲法のもとで、再軍備や日米安保条約で軍事同盟を強化する企てはあってものの、現実の戦場に自衛隊を派兵することはできませんでした。イラク戦争などで、日本人ボランティアが活動できたのも、この憲法に守られて自衛隊がその国の住民に銃口を向けたことがないからだということが伝えられています。
ところがみなさん。安倍政権がすすめる集団的自衛権行使の方針は、この日本の戦後のあり方を根本から転換するものです。
閣議決定は、アメリカが戦争を起こしたとき、「戦闘地域」であっても自衛隊を戦地に送ることを認めています。しかも日本に対する直接の武力攻撃がなくても武力行使ができるようになっています。アメリカなど他国に対する攻撃であっても「日本の存立が脅かされる」など、理由がつけば集団的自衛権を行使することが認められています。
戦場に自衛隊を送る、日本への攻撃がなくても、自衛隊が武力を行使する。こうした自衛隊のあり方は、海外で「戦争しない」という憲法の原則をひっくり返し、日本を「戦争する国」としていくことは明らかです。
みなさん。集団的自衛権行使容認の閣議決定は、その内容ばかりでなく、手続きの上でも問題があります。
本来、憲法は、国民が政府の行動を縛り付けるために作られたものです。
歴代政府は、今の憲法は日本が攻められた時これに反撃する個別の自衛権はあるものの、集団的自衛権は認めていない、こういう明確な解釈に立っていました。この憲法解釈を180度変えるような憲法解釈を政府が変更することは許されない、これが現在の憲法の原則です。この原則に反する決定を安倍政権がしたことには、古賀誠さん、加藤紘一さん、野中広務さんなど、自民党を中枢で支えてきたみなさんが、厳しい批判を寄せている状況です。
内容にも、また手続きにも問題がある憲法解釈の変更はただちに撤回するのが筋です。
みなさん。この夏アメリカ版の映画「ゴジラ」が話題です。この映画の第1作を生み出したのは、アメリカのビキニ水爆実験に国民が怒りを広げていた60年前の日本です。いらい出演してきた俳優の宝田明さんは「憲法9条は世界の宝」「9条を守りぬく、凜(りん)とした日本人でなければいけない」と訴えています。
憲法に戦争放棄を明記させてきたのは国民一人ひとりの思いです。戦後70年近く「戦争する国」を阻止してきたのは、宝田さんの訴えに代表される国民の力です。閣議決定がされた7月1日以降に行われた滋賀県の知事選挙では、自民党の推す候補が敗れました。集団的自衛権行使容認の閣議決定が影響したと言われます。
この国民の声、国民の世論を恐れる安倍政権は、集団的自衛権行使のために必要な法律の整備は、来春のいっせい地方選挙の後にして、選挙への影響を極力避けようと考えていると伝えられています。
みなさん。集団的自衛権行使で戦争をする日本へ突き進もうとする安倍政権への憤りを忘れないようにしましょう。この安倍政権の暴走をストップさせるましょう。その力を持っているのはみなさんの声です。私達日本共産党は、みなさんの声と力を合わせて戦争する国づくりに向かう安倍政権の暴走に歯止めをかけるために力を尽くすことを申し上げたいと思います。みなさんのご支援を心からお願いします。
また先ほど紹介した自民党の元幹部登場してきたしんぶん赤旗ですが、日経ビジネスデジタル版は、共産党の新聞に自民党の元幹部が登場するのは安倍政権に真っ向から反する論壇を提供できるのは赤旗だけになっている証拠だと紹介しています。しんぶん赤旗は平和を守る希望の新聞です。また国民生活を守る希望の新聞です。しんぶん赤旗のご購読をお願いして、訴えといたします。
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