本ブログで先月末に簡単に紹介していますが、国民平和大行進がいわき市や市議会議長と懇談した内容などについて記事にします。
興味をそそられる記事にならないかな、と模索をしました。しかし、力およばすで終わった感じがします。すみません。けれど、けれど、ぜひお読みくださいね。
核兵器廃絶の世論を地方から世界に
いわきで平和行進・茨城へつなぐ
「生きている間に何としても核兵器のない世界を」。この被爆者の切望をかなえるため、核兵器廃絶とヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名の成功を訴えて、日本全国を行進する原水爆禁止国民平和大行進が、今年も6月27日から29日にかけて、本市内を通過しました。日本共産党市議団の各議員も参加しました。
今年の平和行進は、具体性をもって核兵器廃絶の道が敷かれようとする中で、国内を歩き続けています。
昨年の国連総会決議を受けて、今年3月に続き6月から核兵器廃絶条約の国際会議が開かれています。
条約暗には、核兵器の使用を違法化し、開発や生産、所有などに加え、核抑止力の源泉となる「使用の威嚇」の禁止も明記。核保有国が条約に参加した場合は、核兵器を運用状態からただちに取り除き、極力早く廃棄するよう求め、「検証可能」で、後戻りができない核兵器廃絶措置の検討もされるなど、活発な議論が続いています。
交渉期限は7月7日。仮に多数決になっても条約は採択される見通しとも報じられています。
日本政府は、核保有国が参加していないので条約の実効性がないと言って会議に参加していません。しかし、核兵器廃絶条約に核保有国を引き込むためにも、国際的な核兵器廃絶の世論を、さらに高揚するための努力が求められています。
今年の平和行進は、このような国際情勢の中で、5月にスタートしました。
いわき市に入った平和行進は、5月に北海道の礼文島を出発し、北海道から東北の太平洋岸をめぐり東京までつなぐコースです。
市内では27日の四倉町での行動に始まり、28日には平、内郷、29日には常磐、小名浜、勿来地区で「ヒバクシャ署名」や行進などを繰り広げました。
また行進団は、28日に、いわき市役所といわき市議会をたずね、提出した要望書にもとづき懇談しました。
いわき市役所との懇談では、中学生の長崎派遣事業の継続や原爆パネル「原爆と人間」の展示、戦争遺品をはじめとした戦争と平和資料の収集・展示や、「ヒバクシャ署名」への賛同をアピールすることなどを求めました。
懇談した総務部長は、中学生の長崎派遣事業を今年も実施すると同時に、本庁舎や保健福祉センターのロビー、総合型図書館の3ヶ所で、8月の初めから16日まで原爆パネルを展示することなど説明しました。
一方、戦争と平和に関する資料の収集保管は課題が多く困難と答えました。
また、「ヒバクシャ署名」について、先の6月定例会一般質問で、「本市の非核平和都市宣言の趣旨に沿うものであると受け止めています」としていますが、行進団には、平和行進ペナントとともに協賛募金を手渡しました。
続いていわき市議会議長との懇談がもたれました。
議長は、日頃の非核平和事業への感謝を述べると同時に、ペナントやヒバクシャ署名、協賛金を行進団に手渡しました。
懇談の中で、「国連の核兵器廃絶条約国際会議に日本の参加を進めるために市議会としてアピールできないか」と問われたことに、議長は「平和を願う気持ちはいっしょだが、一存ではできないので各会派に伝えたい」などと答えました。
ほかに参加者から「ヒバクシャ署名」を隣組の回覧で回せないかなどの意見が出され、和やかな懇談が続きました。
また、今回の平和行進では、いわき市原水爆禁止協議会が作成した、原寸大のヒロシマ型原爆「リトルボーイ」の模型も公開していました。「ぜひ見ていただきたい」という行進団の求めに応じ、議長は議会棟玄関前で模型を見学。その大きさを実感すると同時に、平和行進平コースの出発を見送っていました。
平和行進実行委員会によると、今回の市内の平和行進には、のべ301名が参加、3日間で382人が「ヒバクシャ署名」の筆をとりました。
8月には長崎市で原水爆禁止世界大会が開かれます。読者のみなさんも、核兵器廃絶をすすめるため「ヒバクシャ署名」にご協力ください。
興味をそそられる記事にならないかな、と模索をしました。しかし、力およばすで終わった感じがします。すみません。けれど、けれど、ぜひお読みくださいね。
核兵器廃絶の世論を地方から世界に
いわきで平和行進・茨城へつなぐ
「生きている間に何としても核兵器のない世界を」。この被爆者の切望をかなえるため、核兵器廃絶とヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名の成功を訴えて、日本全国を行進する原水爆禁止国民平和大行進が、今年も6月27日から29日にかけて、本市内を通過しました。日本共産党市議団の各議員も参加しました。
今年の平和行進は、具体性をもって核兵器廃絶の道が敷かれようとする中で、国内を歩き続けています。
昨年の国連総会決議を受けて、今年3月に続き6月から核兵器廃絶条約の国際会議が開かれています。
条約暗には、核兵器の使用を違法化し、開発や生産、所有などに加え、核抑止力の源泉となる「使用の威嚇」の禁止も明記。核保有国が条約に参加した場合は、核兵器を運用状態からただちに取り除き、極力早く廃棄するよう求め、「検証可能」で、後戻りができない核兵器廃絶措置の検討もされるなど、活発な議論が続いています。
交渉期限は7月7日。仮に多数決になっても条約は採択される見通しとも報じられています。
日本政府は、核保有国が参加していないので条約の実効性がないと言って会議に参加していません。しかし、核兵器廃絶条約に核保有国を引き込むためにも、国際的な核兵器廃絶の世論を、さらに高揚するための努力が求められています。
今年の平和行進は、このような国際情勢の中で、5月にスタートしました。
いわき市に入った平和行進は、5月に北海道の礼文島を出発し、北海道から東北の太平洋岸をめぐり東京までつなぐコースです。
市内では27日の四倉町での行動に始まり、28日には平、内郷、29日には常磐、小名浜、勿来地区で「ヒバクシャ署名」や行進などを繰り広げました。
また行進団は、28日に、いわき市役所といわき市議会をたずね、提出した要望書にもとづき懇談しました。
いわき市役所との懇談では、中学生の長崎派遣事業の継続や原爆パネル「原爆と人間」の展示、戦争遺品をはじめとした戦争と平和資料の収集・展示や、「ヒバクシャ署名」への賛同をアピールすることなどを求めました。
懇談した総務部長は、中学生の長崎派遣事業を今年も実施すると同時に、本庁舎や保健福祉センターのロビー、総合型図書館の3ヶ所で、8月の初めから16日まで原爆パネルを展示することなど説明しました。
一方、戦争と平和に関する資料の収集保管は課題が多く困難と答えました。
また、「ヒバクシャ署名」について、先の6月定例会一般質問で、「本市の非核平和都市宣言の趣旨に沿うものであると受け止めています」としていますが、行進団には、平和行進ペナントとともに協賛募金を手渡しました。
続いていわき市議会議長との懇談がもたれました。
議長は、日頃の非核平和事業への感謝を述べると同時に、ペナントやヒバクシャ署名、協賛金を行進団に手渡しました。
懇談の中で、「国連の核兵器廃絶条約国際会議に日本の参加を進めるために市議会としてアピールできないか」と問われたことに、議長は「平和を願う気持ちはいっしょだが、一存ではできないので各会派に伝えたい」などと答えました。
ほかに参加者から「ヒバクシャ署名」を隣組の回覧で回せないかなどの意見が出され、和やかな懇談が続きました。
また、今回の平和行進では、いわき市原水爆禁止協議会が作成した、原寸大のヒロシマ型原爆「リトルボーイ」の模型も公開していました。「ぜひ見ていただきたい」という行進団の求めに応じ、議長は議会棟玄関前で模型を見学。その大きさを実感すると同時に、平和行進平コースの出発を見送っていました。
平和行進実行委員会によると、今回の市内の平和行進には、のべ301名が参加、3日間で382人が「ヒバクシャ署名」の筆をとりました。
8月には長崎市で原水爆禁止世界大会が開かれます。読者のみなさんも、核兵器廃絶をすすめるため「ヒバクシャ署名」にご協力ください。
【伊藤浩之】
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