伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

常任委員会の審査終了。夜の月は光環付。

2019年12月13日 | 
 私の所属する常任委員会は、政策総務常任委員会。議案の中に本庁舎耐震改修工事に関して、工事が進む中で新たに必要となった工事を追加するために、前議会に補正予算を賛成多数で可決したことを受け、変更契約を締結するための議案があり、これは賛否が割れた。

 前議会で、私は変更に至る執行部の説明は納得できるもので追加工事で新たに発生する予算増額はやむを得ないとする立場から賛成討論にたっていたが、これを受けた変更契約なので、当然賛成をした。反対は補正予算と同じく2会派。

 反対する医院から若干の質疑があったが、このうち、請負業者に対する予算増額という行為がそもそもおかしいと聞こえる質疑があったので、私も若干質疑した。

 質疑では、耐震改修工事は、工事内容等を業者から提案を受けて審査して受注業者を決めるプロポーザル方式としたが、この募集の際の条件や、参加した2業者に対する受注の際の要件として、それぞれ工事の変更契約はありうることが明示されているかを確認した。当然のことながら、変更契約があり得ることを周知している旨の答弁がされた。

 つまり、言いたいことはこういうことだ。
 プロポーザルに参加するかどうかを判断した業者も、また参加した事業者が審査を受けた事業者も、全く同じ条件で検討をしていることになるということだ。この同じ条件の下で、それぞれの業者がプロポーザルに参加するかどうかを判断し、参加した業者は変更があることを前提に、その時点で分かりうる諸条件をもとに工事内容を提案したということだ。であるならば、工事を受注した業者が特別扱いで追加工事の費用を受け取っていることにはならないので、予算増額がそもそもおかしいという議論にはならないだろう、ということだ。これは前議会の討論にも簡単に盛り込んだ内容だ。

 委員会での採決の結果は、賛成多数で変更契約の議案は可決した。


 他に、清掃や庁舎管理などを民間業者に委託するための契約事務を今年度から進めるために、支出予算の限度額をあらかじめ決めておく債務負担行為が予算案に盛り込まれており、それぞれ内容を確認した。同種の委託業務で、前回の限度額と比較すると数百万円の増額がされていた。その理由は、人件費の単価が上がっているためで、その分を増額していることにあった。当然の措置だ。


 以上、とてもおおざっぱではあるが審議の結果、全議案が可決された。


 さて、会派の控え室は、議会棟1回の南西に位置する角部屋にある。市役所の作りはガラス面が多く、現代であればエネルギー効率の面から考えてあり得ない作りだ。昔はこうしたデザインが、未来感に溢れて格好も良かったのだろうけれど・・。

 実際、部屋は1日中日が当たる部屋で、晴天の日はサウナのように暑くなり、日が陰るととたんに涼しく・・いや冬期間は寒くなる、気温差が激しい部屋なのだ。午後4時過ぎ、日が陰りはじめ、暖房機もとまる。室温が徐々に下がり、冷たさが着衣にしみこんでくることに気がつく。午後5時過ぎだろうか。

 それでも作業は続け、午後6時頃、さあ、帰ろうかと部家を出る。

 昨日はコールドムーンで満月。今日の月はどこと見上げてもどこにもない。まだ出ていないようだ。

 自宅に向け、車を走らせだしたところで、月が昇ってきた。少し欠けているのだろうか、ほぼ満月が煌々と照らす。薄い雲があって、その周りがにじんで見える。


 自宅に着き、空を見上げると、月が明るいため薄く白い雲が流れていく様子がよく分かる。そして月の周りに光環が浮かんだ。



 何とか、見えているように写真にできないか。月の模様も、光環も見えるようにしたい。カメラはニコンのクールピクスP900、夜景モードでマイナスに露出補正をかける。何枚か試してみた。








 2枚目の写真が、見えている様子に一番近いのじゃないだろうか。


 写真ソフトで調整して、若干光環をデフォルメしてみた。こんな風に赤い輪っかは実際には見えていない。私の目ではだが。解像度の良い目を持っている人は、このように見えるのかも・・。




 精一杯、月に寄せてみた。



 ああ、やっぱり欠けている。


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