天丼 大川

半夏生～はんげしょう～、季節の移り変わりを表す「雑節」の一つ。梅雨の終わり頃を表す言葉という事。
農家にとって半夏生は畑仕事や田植えを終わらせる目安で、半夏生を迎えた後は数日休む習わしだったとか。
半夏生の頃に採れる野菜は毒気を含むとされており、この時季は休むことが奨励されていたそうな・・・。
そして、関西地方ではこの半夏生に「タコ」が食卓に上ります。これも農家の習わしの一つだそうで、
八本足で稲がしっかり根をはる事を祈願、タコの足の沢山の吸盤の様に稲も沢山実る事を祈願したからとか。
今年の半夏生は一昨日の１日の金曜日でした。関西地方にお住まいの方は「タコ」しっかり食べましたか？
我家では夏野菜のアスパラガスとエリンギと一緒に、バジル塩をパパッと振りかけて軽く炒めてみました。
柔かなタコと、シャキシャキ食感のアスパラガスの食感が混ざり合って美味ぁ～！ビールが進みました。
暦の上とは違い、梅雨はいま暫く続きます。ますます蒸し暑さが増しますが体調管理に気を付けよう（＾＾

６月２０日　月曜日。
この日のお昼ご飯はこちらのお店へ。

《大川》
ＪＲ尼崎駅ほど近くにある下町の天ぷら屋さんです。
この日は尼崎の取引先に久しぶりに訪れました。
はなっから「尼ランチ」狙いでした（＾＾

店頭にはランチメニューの立て看板が。

さて、何にしようかと考えながら暖簾を潜り・・・


『天丼』（８００円）
一番スタンダードなメニューをチョイスしました（＾＾
お味噌汁にミニサラダ、隠れてしまっていますが香の物付きです。


丼狭しと詰め込まれた天ぷらメンバーは、五種六点の構成です。
手前に南瓜・竹輪・茄子が居並び、二列目真ん中に色鮮やかな大葉の天ぷらが陣取ります。
奥側には王様である海老が２尾どんと鎮座（＾＾
関西では珍しいごま油でカラッと揚がった天ぷらは、鼻腔の奥をくすぐる良い風味です（＾＾
丼汁はサッパリ系で甘辛さの無いスッキリしたお味でしたね。

味・分量・接客すべて良しの申し分ないランチになりました。
ごっそーさんでした（＾＾

いつでも声かけて下さいよ（＾＾
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