特別玉子焼 松竹

「貴方は　もう忘れたかしら　赤い手拭いマフラーにして・・・」
昭和を代表する名曲フォークソングですよね。誰しもが一度は耳にした事がある。
「三畳一間の小さな下宿　貴方は私の指先見つめ　悲しいかいって聞いたのよ」
今の世の中、三畳一間の下宿暮らしをする人はほぼ皆無だと思います。
しかしながらこの歌の時代には、こう言った生活が珍しくはなく多かったのでは。
「十五畳高層階のワンルームマンション　・・・悲しいかいって聞いたのよ」
では、まったくその感情を想像する事ができません。残念ながらこれっぽっちも。
フォークソングが流行歌になるには、時代が進み過ぎましたかね（＾＾

１０月２７日　木曜日。
この日は兵庫県明石市へ。

この秋から新たに担当する事になった取引先さんのある街です。

さて、そんな明石市でお昼ご飯に選んだのはこちらのお店。

《松竹》
ＪＲ、山陽電鉄の明石駅横にある「明石ときめき横丁」。
お寿司や焼き鳥や串カツ等の飲食店の立ち並ぶ飲食店街にあります。
この「松竹」さんは、玉子焼専門のここいらでは有名人気店の様です。

お品書きは店頭でチェック。

専門店だけあってメニューは「玉子焼」のみの様です。
ただし、「玉子焼」と「特別玉子焼」と２種類あるようです。違いは・・・？

着席して若い女性店員さんに「特別」は何が違うのか？と聞いてみると、
「タコと玉子が倍になります！」とぶっきらぼうな回答が。
なるほど、それではという事で・・・、

『特別玉子焼』（７００円）
大きさの揃った玉子焼きが１５ヶ綺麗に並んでおりますね。
隣席の方の注文していた「玉子焼」と見た目自体は変わりませんが（＾＾


ほんのりと焼き目の付いた表面。
裂け目から覗く中身は、熱々でフワトロを想像するに難くないビジュアルですね。
食べる前から「アフアフ」と口の中が火傷する感じになってしまいます（＾＾


テーブル上にセットされた三つ葉の刻み。出汁にたっぷりと盛っていただくのがスタイルの様。


旨味の強い出汁にたっぷりの三つ葉刻みを入れて食べると・・・、美味い！
想像通りのフワトロ感の生地が、旨い出汁を吸って更に美味くなる。
三つ葉の爽快さが、甘みの強い旨みを程よく中和してまったり感を和らげてくれます。
時折ソースを付けて食べると味の変化があってこれも美味しいですよ（＾＾

最初は小さいから１５ヶくらいヘッチャラと思っていましたが、
なんのなんの、これが結構お腹に溜まるんですよね。
次回は夕方に訪れて、ビールで一杯やりながら食べたいものです。
ごっそーさんでした（＾＾

急に冷え込みが厳しくなってきました
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