雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

白い鳩

2013年10月19日 | ポエム

▲熊本城も秋の気配。銀杏の実がいっぱい落ちていた。(2013.10.13)

 白い鳩


黄色いイチョウの落ち葉のなかに

何があるのか

白鳩が

ぐるぐるさまよい歩いてる

しっとり濡れた落ち葉には

羽があまりに白すぎる

それでもお前は黄色い落ち葉と

友だちになりたいのか!

(1973)
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