雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

みぞれ

2013年12月04日 | ポエム

 みぞれ


雨のように
汚れを洗い流すこともしない
雪のように
すべてを白く覆いつくすこともしない
だから
雨ではない
雪ではない
似ているけれど
みぞれはみぞれ

私が私であるように‥‥
(2011.12.29~2013.12.2)

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