雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

夜の街で

2011年03月22日 | ポエム



 入道雲

青い空にひろがる
白い雲の国よ!
いつか僕もそこに土地を買って
お前たちといっしょに
気ままな旅をしたいなあ

(1974.7.20)

 夜の街で

暗い夜の街を
人々は話をしながら通りすぎる
肩が触れあった人の
顔も見えない
赤いネオンの光に
話し声がいつまでも心に響く‥‥

(君の笑顔が見れますね
また
あしたから‥‥)

暗い夜の街を
人々は話をしながら通りすぎる
ぼくはひとりベンチにすわって
そんな人々の流れを見ている
何を考えようかと
考えながら‥‥

(1974)

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