雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

真実

2014年04月03日 | ポエム
 真実


おれは 三日間
本当にがんばったぞ
もう その日は
死んだっていいと思った

おれのこれまでの日々は
なんと恥ずかしい毎日だったろうか
決して 嘘ではないけれど
真実から遠かった日々

やらないことを悩むな
それを悩むことを苦しむな
やって悩め
やってどうやるか苦しめ

そうやってこそ
真の詩がある
真の絵が描ける
そこに真実があったのだ

おれは 恐れを知らないはずだ
おれは 恐れを乗り越えることを
自分のものにしたはずだ
(1978.3.6~2014.4.3) 

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