雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

山道

2014年02月28日 | ポエム

 山道


いつまでも
いつまでも
山道を登った
どこまでも
どこまでも
山道は続いていた
高く登れば登るほど
ぼくはすべてから
自由になれる気がして
いつまでも
どこまでも
永久に続く山道を
登りたいと
ぼくは生まれて初めて
そう思った
(1972~2012.6.15)

 ところで、今日でブログ開設丸3年が経ちました。
 ときどき思いがけない人から私のブログを「楽しみに見ています」と言われることがあり、びっくりします。35,000人近くの方が、まあ一瞬でもこのブログを見て頂いているそうです。これまたどっきりです。若い頃作った詩のほとんどを発表してしまったので、玉手箱の煙も薄くなってきました。昨年は3つの新作の詩が生まれました。1月29日の雪化粧、7月13日の天気雨1と天気雨2です。よかったら見てください。玉手箱にしまっていた旧作もつきたし、そうそう新作は出来ないので、4年目のブログはどうしたものかと思っています。
 とにかく‥‥ご愛読を。感想をいただけたらさらにうれしいです。(2014.2.28)



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