<Yahooニュースより>
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ファーストサーバで大規模なデータ障害 顧客データが消失
ITmedia エンタープライズ 6月22日(金)14時10分配信
サーバホスティング事業を手掛けるファーストサーバは、提供中の一部のサービスで大規模なデータ障害が発生し、顧客のデータが消失したことを明らかにした。
対象サービスは「ビズ」「ビズ2」「エントリービズ」「EC-CUBEクラウドサーバ マネージドクラウド」および、これらのサービスを利用したオプションサービス。(1)サーバ上にアップロードされたデータ(FTP、ファイルマネジャーなど)(2)コンフィグレータ設定を含むデータ、(3)メールボックス内のデータ――が消失し、サーバを随時初期化して提供しているという。
同社は6月20日午後5時50分ごろに障害の発生を認識し、翌21日未明にメンテナンスに用いる管理プログラムにバグがあったことを確認。同時に顧客データが消失したことも確認した。現在(1)と(3)については専門企業を交えて復旧作業を行っているものの、(1)は全く復旧できておらず、復旧には「長期間を要する可能性もある」(同社)という。(3)は一部の顧客に対して「可能な限り復旧した状態で」提供し、今後も復旧を進めるとしている。
障害の影響を受けたオプションサービスは「サイボウズ Office for ASP」など。サイボウズはこれを受け、22日付で自社サイトに「ファーストサーバ様インターネットサーバー障害について」という注意書きを掲載。障害によって同社製品のライセンスキーが分からなくなったユーザーには無償で再発行を行うとしている。
6月22日午後11時30分時点で、ファーストサーバの対象サービスは再設定した上でユーザーに提供済み。オプションサービスではサーバー証明書、バーチャルドメイン、Urchinサービス、簡易バックアップサービスの再設定が完了したという。「Cloudmark Authority for ASP」とサイボウズ Office for ASPは再設定作業中で、Cloudmarkについては同日中に完了するとしている。
<転載終わり>
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ソフトバンクの子会社のファーストサーバで、顧客のデータが全て消失したそうです。ファーストサーバはホスティングを事業としている会社ですので、多くの企業のデータを預かっていたわけですが、それを全て消してしまったそうです。
最近は社内にサーバを持たず、ファーストサーバのような業者にデータを預けて管理してもらう企業が増えています。まさかデータセンターがお客さんのデータを全て飛ばしてしまうなどという事件は、初めてではないでしょうか。そもそもセキュリティが高いことが売り物ですから、どの企業も安心してデータを預けているわけです。
このニュースを見て、多くの企業は不安になり、サーバ管理の方針を考え直しているかもしれません。5、6年前から日本でもセールスフォース・ドットコムなどのようなクラウド型のサービスを提供する会社が出てきました。そのような流れの中で、社内で情報システム部門を設けて、ハードウェアとソフトウェア、アプリケーション、通信インフラとそれを管理する人の人件費を考えると、コストが安く、管理を丸投げできるクラウドは魅力的に写ったと思います。昔は各企業の電算室が、LAN工事などのインフラから、アプリケーション開発まで全て自分たちでやっている企業が多くありましたが、今はソフトもハードも専門的になりすぎているため、全てをまかなうには多くの技術者が必要になりますので、外に出してしまう企業も多くなりました。アプリケーションだけは自分たちで管理し、その他は全て外注に任せる会社も多くなりました。
今回のファーストサーバで管理していたアプリケーションの中に、サイボウズがありました。メールやスケジュール、顧客情報などのグループウェアの大手で、多くの企業が使っています。10年前ならグループウェアがなくても、メールだけあれば、あとは手帳で管理できていましたが、メール数も多くなりましたし、グループウェアは一度使うと便利なので、無くては困るようになってしまいます。つい15年前にはメールもあまり企業にはありませんでしたが、電話でやり取りしていても、別に問題はありませんでした。やはり便利なものを使うと、止められませんね。特にグループウェアは販売管理などとは違い、他社のものを使っても問題ありませんので、クラウド型でも広まっていったわけです。そこに今回のような事件が発生したのです。アプリケーションは外のものを使っても、最低限データは自分でバックアップするのがいいですね。データこそ一番大事だと、今回の事件で改めて思いました。絶対ということは、絶対にあり得ないのですね。
*今日はこれから料理サークルチーム関東の活動で、大宮に行きます。今回で2回目となります。大宮の公民館で行いますが、家庭科教室のような調理施設が6ヵ所あります。ガス台とシンク、包丁などほとんど揃っています。それで無料ですから、ありがたいです。ガスや水を使っても無料ですから。今回の費用は材料費として500円です。ひふみ野菜をAさんとSさんが赤城から持ってきてくれますので、市販の野菜と食べ比べをします。これが一番反応が面白いです。実際食べ比べてみないと味は分からないですから。外見は市販のもののほうが立派ですが、味は全ての参加者がひふみ野菜に軍配をあげます(笑)。今日はどうなることでしょうか。ベジミートを使った肉無し料理ですので、ひふみ仲間は安心して食すことができます。マクロビをやり過ぎると制限が多くなるので、あくまでゆるく、肉無しだけに限定したメニューになります。エビや貝などの魚介類を使うこともあります。大阪は9月29日の予定です。
また、今日は神社巡りサークルチーム関西の活動日でもあります。今頃は滋賀県の日吉大社に皆で参拝しているはずです。参拝した後、全員でひふみ祝詞を奏上します。比叡山の近くだそうです。日吉大社にも参拝したかったのですが、今回は料理サークルに参加することにしました。次回は是非チーム関西の神社巡りに参加したいと思います。
このブログは喫茶店で書いてます。ポケットwifiで通信していますので、LANに近い速度がでます。事務所と遜色ありません。ウチの会社でも顧客管理と施設予約、スケジュールなどの機能のあるグループウェアを2007年にリリースしました。当時のウィルコムのデータ通信カードでもクラサバと同等のレスポンスを実現していました。64kbpsという低速回線でも照会系であれば、約1秒のレスポンスです。更新系はデータ量に依存しますが、グループウェア程度のデータであれば、3秒くらいでした。レスポンスが早いので、「はやぶさ」と命名しましたが、あまり売れませんでした。リッチクライアントの技術を使っていますので、早くて当然なのですが(笑)。マイクロソフトのSilver Lightが伸びてくると思ってましたが、イマイチですね。Biz/Browserかアドビですかね。2007年当時から「はやぶさ」は、スマートホンの走りであるウィルコムW-ZERO3に対応していました。私もW-ZERO3でスケジュールや顧客情報を便利に使ってました。また、セールスフォース・ドットコムにも連携させましたので、今でもAppExchageに載ってます。