日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

世界に最も良い影響を与えている国-日本

2012-07-15 21:29:35 | 日月神示の実践

<国際派日本人養成講座より転載>

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■1.世界に最も良い影響を与えている国-日本

 2006(平成18)年に英国のBBC放送が、世界33カ国、約4万人を対象に世論調査を行った結果、「世界に良い影響を与えている国」としてトップに挙げられたのが日本だった。

 全体では肯定が55%、否定は18%だった。この年は平成13(2001)年以来、靖国参拝を続けてきた小泉純一郎元総理が退任した年であり、靖国参拝で「日本は国際的に孤立する」と一部のマスコミは喧伝してきたが、それは事実でない事が判明した。

 確かに中国と韓国では否定が肯定を上回ったが、ともに大東亜戦争に巻き込まれたインドネシア、フィリピンの肯定が85%、79%という数字を見れば、中韓2カ国の方が世界の異常値であることが分かる。

 この調査は、その後、毎年実施され、日本はその後3年連続で「良い影響を与えている国」第1位を維持し、2009(平成21)年こそ4位に落ちたが、翌年は2位に返り咲くなど、世界のトップレベルを維持している。

 この調査で興味深いのは、日本人自身の自国に対する評価が極めて低いことだ。2010(平成22)年の調査結果では、日本人の日本に対する肯定的評価は43%だが、上述のインドネシア、フィリピンの70%以上、米国65%、ロシア58%、タイ66%、英国57%などと比べると段違いに低い。韓国でさえ、この年は64%も肯定的評価をしている。

 世界各国での日本に対する高い評価と、自国への際だった自虐的評価のギャップこそ、わが国の教育や報道の大きな偏向ぶりを表している。


■2.大繁盛のミラノの寿司屋さん

 海外でのこうした高い評価は一体どのように形成されているのだろう。外国の一般大衆が日本に対するイメージを持つ機会は、マスコミ報道、日本旅行、在留邦人との交流などいろいろありうるが、海外に展開されている日本料理もその一つだろう。

 実は、本稿はイタリアのミラノからトリノ、さらにアルプスを越えてフランスのリヨンからパリへという旅行中に執筆している。各地でイタリア料理、フランス料理はもちろんだが、数日に一回は現地での日本料理を試食してみた。そして行く先々で、日本料理が高級料理として受け入れられている様を見聞した。

 たとえばミラノの中心部にある寿司屋さん。店は10畳ほどで、テーブル席が10名、カウンター席が5名ほどで一杯になってしまう。板前は日本人で、鉢巻きをした禿げちゃびんのおじさんが「らっしゃい」という口調そのままで「チャオ、チャオ」とイタリア語で挨拶している。

 ちょうど、お昼時で、店内はイタリア人の客で一杯だった。日本のビジネス街の定食屋のように、4人掛けのテーブルに2組相席で座らされたりしている。

 さらに順番待ちの客が二、三十人、店の入り口から、ドアの外まであふれて立って待っている。私の前に待っていた女性は、当方が日本人だと知って、英語で話しかけてきた。今はスイスに留学中だが、実家がこの近くで、帰ってくるたびにここで食事をするという。

 やがて順番が来て、カウンター席に座れたので、板前のおじさんと話し始めた。もうこの地で開店して、30年以上になるらしい。そのおじさんが手際よく作る、活きのいいネタ山盛りのちらし寿司を、イタリア人の客たちは箸を器用に使って、いかにもうまそうに頬張っていた。


■3.日本食レストランの「看板に偽りあり」

 北イタリア経済の中心ミラノが大阪だとすれば、その西、列車で1時間半ほどの所にあるトリノは、京都を連想させる小さな美しい都市だ。

 ここでも日本食は大人気で、20~30軒ほどもある。ただし、日本人が料理しているレストランは1軒のみで、あとは中国人、韓国人、タイ人、フィリピン人、ベトナム人などが経営しており、「日本料理」と銘打ちながらも「看板に偽りあり」のレストランだ。

 なぜ彼らはそんな事をするのか、とトリノに住む日本人に聞いてみると、たとえば「中華料理」レストランでは、値段が安くないと客が入らないが、「日本料理」と銘打っただけで、値段が高くとも客が来るという。

 一流のイタリアン・レストランでは50~100ユーロ(5千円~1万円)はするが、中華料理だと30ユーロも出せば、食べきれないくらいの料理が出てくる。それが中華もやりながら、見よう見まねの和食も出して「日本料理」と看板を掛けると、イタリアンと同じくらいの値段設定で客が入る。

 イタリア人は西洋料理の本家本元はイタリア料理だと思っているので、街中にイタリアン・レストランはたくさんあるが、フレンチはほとんど見当たらない。あるイタリア人曰く、「フランス料理とはイタリアの片田舎の料理がフランスに伝わって崩れたもの」だそうだ。そんな中で、唯一外国料理として高いステイタスを持っているのが日本料理だと言う。

 しかし、中国人の経営する「日本食レストラン」で、試しに天丼を頼んでみたら、天ぷらを冷たい酢飯の上に載せた丼が出てきて、がっくりきた。

 こうした問題が世界中で起きているのであろう。農林水産省が、一時「海外日本食レストラン認証制度」を発足させようとしたが、アメリカの中国系、韓国系経営者の猛反発で断念した経緯もある。良かれ悪しかれ、「ジュード-」と同様、日本料理は日本人だけのものではなくなっているのである。


■4.世界一の美食都市・東京

 フランスに入って、美食都市として有名なリヨンでは、日本人の経営する日本食レストランで、エビの天丼に再挑戦した。さすがにネタもタレも衣も見事で、これならシーフードの好きなフランス人にも十分アピールするだろうと思われた。

 パリでは日本人の経営するラーメン屋に入ってみた。日本人はラーメンを中華料理だと思っているが、札幌ラーメン、博多とんこつ等々、現代日本の各地で食べられるラーメンは、実は中国各地の中華料理ではまったく味わえないもので、今や純然たる日本料理と言って良い。

 そのラーメン屋さんも、30人ほど入る店内がほぼ満員で、しかも8割方はフランス人の客だった。私の隣に座ったフランス人カップルと中高生くらいの二人の娘は常連のようで、4人で餃子二皿をとり、その後、父親はカツ丼とサッポロビール、母親は焼きそば、二人の娘はチャーハンに舌鼓を打っていた。

 そんなパリジャンたちに、改めて日本食のレベルの高さを知らしめて驚かせる事件があった。世界各都市のレストランの格付けを行っているミシュランが、初めて東京版『ミシュランガイド東京 2008』を出した時に、星付きの店の数が東京では150軒もあり、同年版のパリの74軒の2倍以上に上ったからだ。

 ミシュランガイドは毎年改訂されるが、東京とパリの差は年々広がり、10年版では、最高レベルの3つ星が東京11軒対パリ10軒、2つ星では42軒対14軒、一つ星では144軒対53軒。合計で197軒対77軒と、2.5倍以上にまでなっている。

 ミシュランガイドは専門家の匿名評価による公平性や妥当性によって、世界中の美食家たちにとって、最も信頼される指標となっている。毎年100万部も販売され、フランスでは星一つあがる毎に売上が30パーセントづつ上がるとも言われている。

 世界で最も権威あるレストランの格付け機関が、東京をパリ以上の美食都市として評価したわけで、こと料理に関しては誇り高いフランス人が、強い衝撃を受けたのも当然だろう。


■5.東京が高い評価を受けた理由

『ミシュランガイド』の社長ジャン・リュック・ナレ氏は、韓国の『中央日報』のインタビューで、東京が高い評価を受けた理由を次のように述べた。[1,p34]

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 パリを美食家の都市というが、東京は驚くほど素晴らしい飲食店が多かった。多くの人々が料理を楽しんでいるからだ。日本料理はクオリティーも素晴らしい。シェフのレベルもどの都市よりも高く、何よりシェフ固有の技術がよく伝授されていた。数世代、数百年かけて伝えられる技術と伝統は追跡が難しい(JOG注:追いつくことが難しい、の意か)。

特に私が高く評価したのは専門性だ。パリの日本飲食店に行けば、寿司、刺身、焼き鳥などメニューがたくさんある。このため日本でもそうだと思っていたが、私が行った飲食店はほとんど寿司店、刺し身店、焼き鳥店、うどん店など専門店に細分化されていた。

非常に印象的だった。こうした特性から日本の飲食店の相当数は誰も追いつけない専門性を確保していた。当然、いい評価につながる。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ちなみに、このインタビューでナレ氏は、韓国のシェフについて「まだ国際的なレベルには達していないようだ」と述べ、『ミシェランガイド・ソウル版』の計画は今のところない、と語っている。

 余談だが、昨年11月、韓国の李明博大統領夫妻が国賓としてホワイトハウスの晩餐会に招かれた際に、出された料理が日本料理だったので、韓国のマスコミが「失礼だ」「深刻なミス」などと批判した事件があった。

 最高級牛肉を「ワギュウ(和牛)」、付け合わせは「カボチャ」、サラダは「ダイコン」などと、メニューにも日本語がそのまま使われいた。韓国では「韓国料理の世界化」を目指して、官民挙げてのキャンペーンが展開されている矢先のことで、自尊心を傷つけられようだが、韓国人自身が海外で「看板に偽りあり」の日本食レストランで金儲けに励んでいるようでは、「笛吹けど踊らず」という所だろう。


■6.「専門性」と「数世代、数百年かけて伝えられる技術と伝統」

 ナレ氏の「専門性」、および「数世代、数百年かけて伝えられる技術と伝統」という言葉に注目したい。ナレ氏が驚いたように、フレンチやイタリアンでは、得意な料理、名物料理はあっても、たとえばシーフード・スパゲッティだけで一流店になるということはありえない。

 それに比べれば、日本料理は寿司から鍋物、揚げ物、焼き物など、いろいろなジャンルがあり、鍋物一つとっても、さらに寄せ鍋、ちゃんこ鍋、うどんすき、すっぽん鍋等々に分化して、それぞれ一流の専門店があったりする。

 たとえば、京都の「大市」という店は、元禄年間から三百年以上にわたってすっぽん料理を作り続けてきた。鍋も何百年も使い込んでいるので、湯を沸かすだけでスッポンスープができるほどだと言う。これがナレ氏の言う「専門性」と「数世代、数百年かけて伝えられる技術と伝統」である。

「大市」は極端な例にしても、親子数代にわたって寿司屋やうどん屋を続けてきた、という例はいくらでも見つかる。一つの専門にこだわり、数世代をかけて積み上げてきた技術と伝統こそが、日本料理を世界最高レベルに押し上げてきた秘密だと言える。


(文責:伊勢雅臣)

<転載終わり>

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 以前トルコのイスタンブールに仕事で行った時に、時間があったのでグランドバザールに寄ったり、ブルーモスクなどにも行きました。トルコ人から見れば、中国人も韓国人、日本人も同じに見えるようですが、私たちが日本人だと分かると、急に友好的に話しをしてくれました。多くのトルコの人が同じような反応をしたので、日本人は気に入られているのだろうなと思いました。昼食で入ったレストランには、「東郷ビール」が置いてあり、びっくりしました。漢字で東郷とありました。

 中国や韓国には反日的な人もいますが、マレーシアやインドネシアなどはとても親日です。そして忘れてはならないのが台湾です。とても日本びいきですね。以前読んだ高坂和導さんの竹内文書に大和(=ダイワ・日本のこと)が変形して、台湾になったとありました。「ダイワ(大和)」→「タイワ」→「タイワン(=台湾)」 思わず笑ってしまいましたが、そうだった可能性もあります。それが原因かどうかは分かりませんが、台湾の人は親日が多いです。

 日本人は謙虚なのか、イシヤの自虐史観の洗脳が効いたせいか、どうしても自国に対して否定的な傾向があるようです。でも世界では日本はとても人気があります。アニメや歌、映画、ゲームだけでなく、日本料理も世界一という評価もあるようです。ミシュランの評価はどうせイシヤの評価だからと、気にしていませんでしたが、フランスを圧倒しているとは知りませんでした。イシヤもびっくりです。

 無農薬・無化学肥料農法も日本が群を抜いています。外国では虫を殺すので、自然栽培は上手くいきません。虫や雑草と野菜が共生するという観点がないと、自然栽培は無理だと思います。キリスト教の万物という見方がそもそも傲慢です。山にも川にも海にも神がおられるという日本の考え方は、自然に対して優しさを生みます。

 7月21日はひふみ農園赤城の収穫祭です。7月29日はひふみ農園丹波篠山の収穫祭が開催されます。赤城ではジャガイモがたくさんできたので、みなさんに収穫してもらいます。また、恒例のひふみうどんも召し上がってください。採りたての大根をおろして、冷やしたうどんに乗せ、大根葉や長ねぎをトッピングして、更にゆずを絞っていただきます。田んぼの草取りも少しやっていただく予定です。ブヨなどの虫は居ませんから安心です。ご家族揃って、お楽しみください。 

 

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