2020年夏季五輪は東京に決まりました。今朝5時半ころのニュースでその瞬間の映像を見ましたが、太田選手など関係者が大喜びしていました。
東京の開催は二度めですので、初めてのトルコでもいいかと思っていましたが、いざ決まると、それはそれで楽しみになるものです。東京でやるならマラソンくらい沿道で見てもいいかと思いましたが、7年先なので経済も政治も個人の生活もずいぶんと変化していると思います。果たしてどうなっているか。
オリンピックはお金がかかるので、やらない方がいいという人も多くいますし、反対に経済効果が大きいと期待している人も多いと思います。お金で判断することも大事ですが、大きなイベントですので単純に楽しむということでもいいと思います。いい思い出になりますから。
2012年が英国、2016年がブラジル、2020年が日本となるわけですが、千賀一生氏の「ガイアの法則」によれば、1995年から世界の中心は東経135度地点に移っているとのことです。今回は135度の関西ではなく、東京での開催となり、少し経度がズレましたが、とりあえず英国文明が終わり、日本文明がスタートするということの象徴かも知れないと個人的には感じました。7年後の世界は、今のお金の世はかなり衰退しているのではないかと思います。お金も大事だけれど、思いやりのある社会の実現も大事だと思います。それとあまり人に干渉しない自由な社会もいいと思います。
また、スポーツもいいですが、勝ち負けだけで判断するのではない武道も今後は認められていくと感じます。私が若いころやっていた合気道には、基本的に試合がありません(競技合気というものもあります)。試合が無くて目標があるのか、楽しいのかと言われましたが、稽古がキツクて当時はそんなことは考えられませんでした。ですが、今思えば、やっていて良かったと思います。これからはキツい稽古も少なくし、楽しみながらできるものがいいと思います。努力や根性も大事かも知れませんが、今を楽しむことの方がいいように感じます。
2020年五輪の開催都市が東京に決まり、盛り上がる吉田沙保里選手(中央)ら招致関係者=8日午前5時20分、東京・丸の内