<さようなら原発1000万人アクションから転載>
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3.11福島県民集会の概要
3月11日に開催される、福島県民集会の概要が届きましたのでご紹介いたします。来賓、発言者等のお名前については、全体の構成が固まり次第、改めてご紹介させていただきます。
日時:3月11日(日)13:00~
会場:郡山市「開成山球場」
内容:12:30 開場
13:00 加藤登紀子コンサート(~13:50)
14:00 開会あいさつ
14:05 主催者あいさつ
14:13 来賓あいさつ
メッセージ、来賓紹介
14:33 県民代表の訴え
・避難者代表
・生産者代表
14:45 黙とう
14:47 集会決議文採択
14:49 閉会あいさつ
シュプレヒコール
15:00 パレード出発
主催:福島県民集会実行委員会
※この情報は随時更新されます。また、変更になることもございますのでご了承ください。
追記:
この集会は福島県民の皆さんでつくられた実行委員会が主催する集会です。追悼の日であることもじゅうぶん配慮しながら、内容を検討しています。たくさんのご意見ありがとうございました。
●駐車場に関するお問い合わせ
TEL0800-800-5702 FAX0800-800-5703
<転載終わり>
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あの大事故からはや10ヶ月が経ちました。3月11日は脱原発を訴え、大規模な反対集会が開催されます。あれだけの大事故を起こしておきながら、想定外だから仕方ないよと居直る東京電力と政府。今でも多くの方々が、古里を離れて生活をせざるを得ないわけです。
昨年は、4月、9月、11月に福島に行き、県内を廻って、各地の線量を計測しましたが、空中の線量は11月では、4月当時の1/3くらいまで減少していますが、地面の表面は1.5倍くらいに上がっている地点もありましたし、半分まで下がっているところもありましたが、全体的にはやや数値は上がっていました。この春からひふみ農園をスタートさせる原発から30Kmの田村市では、0.2μSv~0.4μSvくらいなので、心配するほどではありませんでした。
また、原発20Kmのバリケード地点は、4月では2.6μSvでしたが、11月は0.44μSvに減ってました。副島隆彦学問道場から300mくらいの地点です。
線量は時が経つにつれて減少していきますが、原発から50mくらいの至近距離の村までが、平常値に戻るためには、5年や10年では難しいように思います。また、浪江町や葛尾町などでは、農産物を作っても誰も買ってくれないためか、農業を諦めざるを得ない方々がたくさんいました。4月の時はまだ草は生えていなかったのですが、9月、11月に行ったときには、草がボウボウになっていました。何ともかわいそうな田畑でした。東電は少ない額の保障で、おしまいにしようとしていますが、単にお金を払えばいいという問題ではありません。住民の方にとっては、以前の平和な生活に戻してほしいと思っているだけですから。
この期に及んで、まだたくさん原子力発電所が全国で稼動していますが、あれだけの事故を起こしたのだから、全ての原発はとっとと廃棄にすべきです。ブレーキが利かないモノを動かしてはいけないと思います。この大会は福島県の方々が主催されますので、当日参加できない方も、意識だけは持っていただければと思います。