今までの宗教は禁欲が基本でしたが、日月神示では欲自体はいいも悪いもないとあります。むしろ欲を浄化して、大深欲になることを薦めています。
「禁欲は神の御旨でないぞ。欲を浄化して、生めよ、産めよ。今の人民、欲の聖化を忘れて御座るぞ。欲は無限に拡がり、次々に新しきもの生み出すぞ。欲を導けよ。自分だけなら五尺の身体、五十年の生命であるが、霊を知り、宇宙の意思を知り、神に融け入ったならば、無限大の身体、無限の生命となるぞ。マコトの嬉し嬉しの喜びとなるのであるぞ」
欲を聖化し、宇宙の意思を知り、神に融け入れば、大きな喜びを得ることができるとあります。欲がなければ何事も始まらないので、浄化された欲は必要です。自分の理論理屈から出る欲ではなく、魂の発現としての欲が大事です。それが宇宙の意思と合致します。
「そなたはまだ欲があるぞ。欲を、小さい自分ばかりの欲を捨てなされ。そしてマコトの大深欲になりなされよ。その気持ちさえ動いてくれば、何事も見事成就するぞ」
「それはそなたの自己欲から出ているぞ。自己欲もなくてはならんが、段々浄化して行かねばならん。浄化して大き自己の欲とせよ。自己のみの欲となるから弥栄えんのぢゃ。弥栄えんもの神の御心に逆行」