ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

バンブーブリッジ

2018-06-11 | 雑念
ラオス5日目

「ざーわーるど」を目覚めた。
ジョジョのスタンドのように時が止まったよう。

自分がどこにいたのかを思い出すのに数秒かかる。地下室だから真っ暗。

時計を見ると07:30だった。

朝食の時間だ。

今日はクワンシーの滝へ行くつもり。
トゥクトゥクとの値段交渉の日。
これが一番疲れるぞ。

でもまぁ楽しみでもある。

そんな1日を思い描きながら鏡を見て髭面に何を思うのか?

バナナを食う姿はほぼゴリラ。
でも動物園のゴリラではなく、野生だぞ!野生っ!

名残惜しくはあるがこの朝食を終えたら「ザ・ワールド」ホテルからは脱出。少し感慨深い。

Googleマップに「お気に入りプロット」しておいた。

そしてルアンパバーンの街に放たれる。
早速すぐにトゥクトゥクに話しかけられる。
いつもは怪訝そうに対応するのだが、今日は違う。

なんせアンタがいないとクワンシーの滝へ行けないのだからな。



予想はしていた200,000KIP≒2,500円。
そう来るのは知っていたぞ!
なんせ誰かのブログで相場を確認しておいたからな。

僕の目標は片道50,000KIPだ。

200,000と言われたら、でぃすかんうんと!と言って携帯の計算機を見せる。

180,000とか言ってくるので、100,000と撃ち返す。

将棋だよ将棋。

何台かとの攻防戦は楽しくなってきた。

よく見るとトゥクトゥクタイプ、つまり3輪タイプとトラックタイプ(荷台が屋根付き客席)がある。

より多くの人数を乗せたいからひとり旅の僕には冷たい。値段交渉も遅々として進まない。

結局、僕も根負けしてノリのいい160,000KIPにーちゃんに手を打った。



頑張った方だ。

僕の片言の英語が通じたと思ったら何処かで違う方向へ。またつながったと思ったらあらぬ方向に。

コミュニケーションとは難しき。

コープチャイを使ってみたら通じた。

ちょっと嬉しかった。

スタートしてすぐガソリンスタンドへ。
金を払えと言うから、それは自分で出せよ!と思ったらさっきの160,000KIPの事だった。



そんなに金ないのかよ!
昨日稼いだ金はどーした?
全部ギャンブルにつぎ込んだのか?

自転車操業と言うんだよ!と声を出したが通じない。ジテンシャソウギョーという日本語を教えてやろうかとしたが、あまりにふざけているのでやめた。

そして1時間弱の車の旅。

途中でまた変な検問で金を支払っていた。
それは俺が払った金だ。
通行税だろうか?



高速道路でもないのに、ボケーとしている警察官みたいな人に払っていた。
あの仕事嫌だなぁ。

ちなみにもう1人のドライバーは乗る時負けてくれなかった人。結構話しかけてくれる。この後、到着した駐車場でも肩をトントン叩いてきた。

ぐねぐね道。
楽しいからなのか車酔いはしなかった。



ラオスの音楽を聴きながら到着。

クワンシーの滝入場料20,000KIP≒300円
門の手前にはお土産物や食事所がある。
作りは日本と一緒だ。



駐車場やでにーちゃんに「ワンナワー」と釘を刺されたが「メイビー」と答えて別れた。

すでに全額払ってしまったので立場はこっちが弱い。

先に100,000、帰りに60,000払えばよかったと後悔。

まぁ、信じるしかあるまい。

川沿いの道を登っていく。

クワンシーの滝まで15分くらい。

人がたくさんいて、そこがそれだとすぐにわかる。







なかなか美しい。

そこでは泳いではいけない。

NO SWIMMINGと書いてある。
昔は泳げたのだろう。

少し下流へ
するとキャーキャー言う声が…。

ここだな。

泳いでいい場所はここだ。

少し悩む。

迷う事10分。

一生に1回の事だ。
泳いでやれー。

GoPro持って飛び込んだ。



飛び込んだら気持ちいい。
飛び込むまでが躊躇する。

チャレンジと一緒。

驚きは、ドクターフィッシュ!
あまり観光ガイドを読んでないので知らなかった。

僕の靴擦れの傷口を容赦なく吸い付いてくる。

ドクターフィッシュよ。治す気ないだろ?
血まみれなるぞ!

やめれやめれ!

と言ってもやめてくれることはないが、慣れてきた。

気持ちいいと痛いの間くらい。
痛い寄りだけどな。

でも滝壺まで泳いで滝に打たれてプチ修行。

ラオスで滝に打たれる。



もっと激しい水量のとこに行けよー。

でも泳いで良かった。
15分程度のスイミング。
でも泳がなかった自分とは雲泥の差だ。

僕のカバンも大活躍。
防水×キーロック付き。
安心のセキュリティ。

他の人たちは貴重品を持ってきてないのか、鍵をかける気配もない。泳ぐつもりの西洋人は水着できてるし。

満喫満喫。

更衣室もあるし。

着替えもあるし。

帰路に。

サングラスを外したドライバーが声をかけてくれて気づいた。別人だぞ!



その「どーやった?」みたいな目をやめろww

満足したわww

で、昨日の美味しかった店まで送ってもらう。
地図を見せて了解してもらった。

象のツアーや川下りはどうだい?

みたいなことを言ってきたが、スイミングでちょっと疲れたからノーサンキュー

ノーと言える日本人なのだ。

1時間弱でルアンパバーンの街に戻る。

店の近くで降ろしてもらい、憧れの握手チップを渡そうとしたが握手の文化は無いからかスムーズにはいかなかった。

ハワイの高級ホテルのベルボーイと客だったからかっこよかったのかな?

片言のアジア人同士のスマートチップはダメだね。でも気持ちは伝わっただろう。



バイバイ

でランチだ!
て、定休日?今日は日曜日じゃん!

しょうがない新規の店探し
近くのpizza屋さん



ビーフバーガーとtonic Waterを注文



感動するほどじゃない。
少しお高めの50,000KIP(≒600円)ラオスにしてはね。

観光地価格だから。

丁度新しいゲストハウスのチェックインの時間13:00になったので歩いて向かう。

綺麗そうだよ。





中も綺麗。1,071,000KIP≒1,500円。
エアコンついて部屋にトイレシャワー付きなら妥当だね。



ドリンクもフリーだし、朝食付きだよ。

ラオコーヒー飲んだら、酸っぱいのね。
ダメだ!ラオコーヒーダメだわ。

リプトンの紅茶を飲んで一服。

ゲストハウスやホテルの一服が日課になりつつ。
タバコは吸わないけどね。

ラオスはクラクションを鳴らさないのがいい。
ベトナムなら呼吸するようにクラクションを鳴らすから朝からうるさいのよ。

その点、文化は似ているところもあるのにクラクションを鳴らさないのが日常になるのは興味深い。

部屋でゴロリ中、動画アップ。比較的早めのWi-Fi環境もいい。

早めの夕食。

バンブーブリッジ(50,000KIP)渡って、リバーサイドレストランへ



ネットで見たラオス焼肉シンダートを食べてみようと。







メコン川を眺めて何を思う。



やっぱりマンゴーはうまい。



焼肉も万国共通にうまい。

またバンブーブリッジ(帰りはタダ)を渡ってホテルへ。シャワーを浴びて、軒先でフリードリンクで一服。(タバコは吸いません)

1時間くらい何もせずにすぎるもんね。

愉快な1日が終わった。