山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

夏 食卓の友 『だし』の季節です

2024年07月01日 | キノコ料理

 まだ梅雨明けしていないはずなのに、連日真夏日の山形です。

 この季節になると食べたくなるのが、山形県民のソウルフード『だし』なんです。

 単純だけど、理にかなっているし、何と言っても、美味しくて食が進む無敵の料理と言ってよいでしょう。

 季節の進行とともに、自動的に「そろそろだ。」と思えてしまうから不思議な料理です。

 本年度の第一号を作ってみることにしました。

 超簡単なので、お勧めです。

 下ごしらえ・調理の部

 まずは、冷蔵庫にある夏野菜を適当に見つくろいます。

 ※ナス2個にキュウリと細ねぎとシソで行ってみます

 ・全てみじん切りです

       ナスは一応アク抜きのため水にさらしました

       かなり大雑把だけど気にしない

 ・キュウリとネギに続いて、シソもみじん切りにして

 ・全部まとめたら、それだけでOKなんだけど、謎の瓶詰め登場

 ・去年作っておいたナメコのナメタケです

 ・鰹節と出汁醤油で味付けしたら

       ほぼ完成と言って良いんだけど

 これをキンキンに冷やして使いたいので、

 ・塩を一つまみ加えて、ちょっとだけ濃い味に

 あとは、冷蔵庫で冷やしておいて、

       ご飯に好きなだけかけて戴きます

 これが旨いのよ!

 爽やかにトロトロで、夏野菜の精気が身体中に溢れていく感じ。

 夏の暑さと梅雨の湿度のため、食傷気味になりやすいこの時期、この料理からは、元気をもらえます。

 ついでに言うと、お好みで唐辛子なんかを加えると、更に食欲が進むこと請け合い。

 本当に、元気が出ました。

 ご馳走様でした!

    ちなみに、今回作った『だし』は、数食分あるので何日間か楽しめます。

 なくなった頃に、新しい夏野菜(ミョウガとかオクラとか色々)を組み合わせて楽しむのです。

 山形の先人は、素敵な料理を発明したもんだ。

 これから暫く、楽しませてもらおうと思っています。