山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

お迎えランチは冷たい肉蕎麦

2024年07月16日 | 日記とレシピ

 朝、目覚めて玄関に行くと大きな靴がある。

 ああ、帰ってきたのね。

 昨夜、眠ってしまい、気づかないうちに息子が帰省したらしい。

 何やらお盆期間中はバタバタするので、3連休を利用して来たとか。

 せっかくだからたっぷりもてなしてやりたいところだが、完全な休日は昨日だけで、今日からは、勤務に加えて町内会の会合や陸上の審判が予定されている。

 まあ、とりあえずは今日のランチからだ。

 午前中、妻の実家に顔見せに出かけているうちに準備しておきましょう。

 で、妻が買ってきたとみられる生蕎麦があるので、これをベースに考えた結果、冷たい肉蕎麦に決めました。

 前回のおろし蕎麦も捨てがたいんだけど、ちょっと好みが分かれそうなので、より万人請けしそうな料理をチョイスしました。

 早速、下ごしらえだけ済ませておきましょう。

 冷たい肉蕎麦の場合、『つけ蕎麦』じゃなくて『かけ蕎麦』の冷たいバージョンなので、冷たいつゆをあらかじめ準備しておく必要があります。

 そして、これが料理の肝と言っても過言ではありません。

 毎年、大晦日から新年にかけて戴く年越し蕎麦は、麺とつゆを、知り合いの肉蕎麦専門店から取り寄せているんですけど、つゆが一級の完成品だから、酔っ払いが茹でた蕎麦でも美味しく戴けます。

 自家製の場合どうなるか。その辺を中心にまとめておきます。

 ・鶏もも肉で出汁を取ります

 ・水500gを沸かして、鶏もも肉150gを茹でます

 ※グツグツ沸いてきたら、アクを掬います

 ※鶏肉も取り出して冷ましておきます

 ・薄切りにして待機

 ※火の通りがミディアムでした。もう一度茹でても良かったかも

 ・ネギも、散らす分だけ切っておいてラップして冷蔵庫で待機

 ・鶏だし汁に調味料を加えます

 ・出汁醤油(画像は間違い)300gとみりん50gに顆粒出汁適量を加え

 ・一度煮切ってから、水300gを追加

 ※普通のかけ蕎麦よりも、ちょっと濃い目なはずです

 これを凍る直前まで冷やすんですけど、

 ・まずは、つゆの内外から、あの手この手で冷やし

 常温(多分30℃以下)まで下がったら、

 ・製氷室で待機させます

 ※よっぽど長時間かけない限り凍る心配はありません

 あとは、皆さんの時間の都合に合わせて麺を茹でて、しっかり冷水で締めたら盛り付けて、

       いただきます!

 これが、やっぱり旨いんだわ。

 鶏肉出汁の効いたちょっと濃い目のつゆが、太めの麺に絡んで旨さを引き立てます。

 で、このつゆの冷たさが、全体の味と食感を引き締めてくれるから、ますます美味しくなるんだと思います。

 家族みんな、大喜びで食べ終わることができました。

 うん。このメニューにしてよかった。

 美味しい料理は、家族の喜びを増幅させてくれるよね。

 ありがたいものです。

 ご馳走様でした!

 そして、息子よ、お帰りなさい。