外は雨降り、中は蒸し蒸し。
これぞ梅雨の天気ですなあ。
でも、家から出られないにしても、クーラーの効いた部屋に引きこもってしまっては身体によくない。
で、朝から扇風機しかない書斎(?)と、台所を往復しているのだが、昼前から女性陣が外出するそうで、留守番状態になった。
「お昼は任せて。」
と言って送り出した割に、若干の迷いがある。
朝仕事でメンマを作り、冷蔵庫にはラーメンの生麺があるし、この天候なんだから、冷やし中華で決まりでしょう。
と、思うのだが、前回の作品が非常にうまくいきすぎたので、次の一歩を踏み出せずにいるのだ。
あの傑作冷やし中華を乗り越えるために何ができる?
正直なところ、分からん。
分からんけど、とりあえず前回と同レベルの作品をめざすことはできるわな。
それと、周辺部分(トッピング)に改善の余地がないわけではない。
じゃあ、その辺を目標に作ってみるか。
で、今回参考にしたのは、知る人ぞ知る『オレンジページ』の執筆者の皆さんの冷やし中華。
それぞれが名人なのだが、それぞれに美味しくするための工夫をしていて、非常にためになった。
勿論、一回の作品で全てを盛り込むことは無理なので、可能なところだけ使わせてもらうことにした。
下ごしらえ・調理の部
まずは錦糸卵なんだけど、基本線は前回と同じ。
・卵に酒塩砂糖を少々。よく混ぜて
・濾したら、滑りの良いフライパンで中弱火で加熱
前回よりもじっくり火を通したつもり
続いてチャーシューなんだけど、
前回はこのまま豪快に盛り付けたんだけど
冷やし中華では細切りが主流のようなので試してみます
刻み海苔は前回と同様
新ショウガで紅生姜を作っておきました(りんご酢が決め手)
・つゆは前回と全く同じに
※酢100ml、醬油90g、砂糖27g、ごま油5gと冷水50g
野菜としてキュウリとトマトを準備しました(これも同じ)
炒り胡麻も使ってみることにしましょう
皆さん帰ってきたので麺を茹でて
トッピングしてツユをかけたら(海苔は後の方がよかった)
いただきます!
やっぱり旨いがな。
刻んだチャーシュー(ベーコン)もいいですね。何と言っても食べやすい。
今回は、前回よりも冷静に味わってみました。
・・・強いて言えば、ツユの酸味が少々強いかな。 でも、
炒り胡麻をかけると
面白いほどまろやかな風味に変化します。
そんでもって、
紅しょうがを加えると新たな刺激と旨み
これ、面白い!
そもそも美味しい冷やし中華を、お好みで微調整しながら食べられるじゃないの。
うん。この夏は、今回の作品をベースにして、お好みで変化をつけながら楽しむ路線ですかね。
トッピングのバリエーションは、多分、まだまだ色々あるはずだから、その辺を探して、試してみるのも楽しそうですね。
とりあえず、ご馳走様でした! またね!