ナメコと保存山菜料理に一応の目途が立ったのでひと安心。
しかしですなあ、まだ終わったわけではありません。
まだ、山の神様からの贈り物が残っているのですよ。それは、
ブナシメジです
晩秋のブナ林で最も美しいキノコかも
ご覧のように、非常に美しいキノコなんですが、非常に美味しいキノコでもあります。
そのせいだかどうだか知らないけれど、かなり以前から栽培品が行われ、盛んに流通しています。うちの近所のスーパーでは、『ブナピー』なんて名前で売られているのを見かけます。
山では、かなり希少なキノコなので、1パック128円とかで売られていると腹立たしくなることがあります。
ただ、『知る人ぞ知る』です。天然物と栽培物の差がこれほど大きいキノコも、滅多にありません。
見た目と食感とは、それほど違いません。でも、風味がまるで違うんです。
たとえれば、本物の薔薇と、薔薇の香りがするティッシュペーパーとを比べるようなもの。香りの品格と濃度が別物と言ってよいと思います。
そんなキノコなものだから、我が家ではブナシメジの風味を楽しむお吸い物が定番だったわけです。
でも今回は、
ナメコ汁を戴いて
キノコが違うの分かるかな?サワモダシ汁です
前回のサワモダシも食べなきゃいけないので、汁物は飽和状態です。そこで、ブナシメジ君には、違う料理になってもらうことにしました。
作るのは、ブナシメジのソテーです。
やったことがないので心配なんだけど、今回はできるだけシンプルに味わってみることにしました。
・使う調味料はこれだけ(オリーブオイル大さじ1と塩二つまみとコショウ適量)
下ごしらえ・調理の部
・汚れを落としたキノコを洗って水気を切ったら
・大きめのものだけ食べやすい大きさに割いていきます(300g程ありました)
※軸の方から割っていくと簡単
・オリーブオイルを敷いたフライパンで玉ねぎ1/2個を炒めて
・ベーコン(100g程)を加えて火を通し
・ブナシメジを入れて炒めると水分が出てくるので、ここから塩コショウ
・水分があらかた飛ぶまで、中火でじっくり炒めたら
出来上がりです
簡単でしょう。
しかも、ブナシメジの食感と風味が楽しめて大変結構でありました。早速、夕食のおかずにも添えていただきました。家族も喜んで食べていたので安心しました。残りは、常備菜としても楽しめそうです。
うん。よかった。
これで、今回連れ帰ったキノコたちと、戻してしまった山菜保存食たちが、ほぼ使い切れました。
しかも、どれも美味しくできてよかった。
山の神様、素敵な贈り物をありがとうございました。
これからは、いつ山に雪が積もるのか、ドキドキしながら過ごす日々になるのですが、多分、また遊びに行くと思います。
その時には、よろしくお願いいたします。
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