山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

マイタケ料理Ⅰ(収穫物の行方)

2019年09月26日 | キノコ料理
 昨日は、天空の城まで登って帰還できたので、心は晴れ晴れ。しかし、身体はボロボロ。日中しっかり身体を休めて、夜勤を何とか勤め上げることが出来た。
 さて、この間、収穫したマイタケのうちの何株かを、親戚やお世話になっているご近所さんに送ったり配ったりした(妻には、かなり助けてもらった。感謝!)。
 送り先からは大変喜ばれたが、逆に、こちらこそ、いろいろな面でお世話になっているのが事実。
「かえって、キノコの下ごしらえでご面倒かけてしまうことになって。」と恐縮する。
 こういうのを『ウィンウィンの関係』と言ってもよいのかな?いやいや、これは、『お陰様』であり『お互い様』のつきあい。もっともっと温かい関係でしょう。
 これからも、こういうつきあいを大切にしていきましょう。
 
本日の食材は、まだゴミだらけ

 仕事からの帰宅後、調理に取りかかる。
 まずは、食材の下ごしらえです。箱やボールに入れておいた株の解体とお掃除を始める。使うのはこれ。

ゴミを削って、落として、拭き取ります


 マイタケの下ごしらえが独特で難しいのは、『最初から最後まで洗ってはいけない』という鉄則が原因である。何やら、マイタケだけは、洗うと香りが飛んで、せっかくのおいしさが半減してしまうというのだ。確かに、それに従って調理すると、極めておいしいんだから、わざわざ洗ったりすることなくここまで来ている。ただ、正直言って、キノコ採りよりも、こっちの作業の方が遙かに手間がかかるし時間もかかる(この辺の細かい所は、そのうちにね)。
 ラピュタへの冒険も凄いことだけど、生きる糧を得るために、こつこつと作業に取り組み続けるジョバンニ(知ってるかな?)の仕事も偉いということなのだ(本日の私はジョバンニに近いです。但し、一杯やりながらだけどね)。

綺麗になった「お吸い物」の食材

 さあ、ようやく下ごしらえ完了。お吸い物は、女性陣に完全にお任せする。主食はこれですよ。


4人家族には贅沢すぎるかな?


≪マイタケご飯の分量≫
  ・マイタケ:適当
  ・鶏もも肉:1枚の半分ぐらいを適当に細かく
  ・油揚げ :2枚(必ず湯通しして水を切ります)

  ○醤油(甘塩):米1合に対して大さじⅠ杯
  ○料理酒   :同量
  ○顆粒だし  :大さじ1強(これは、いつでも同量)
  ○水     :上記の3品と合わせて、いつも通りの炊飯器の案配になるように


本日のマイタケ料理 盛りつけ完了



 「クックパッド」の殿堂入りレシピを我が家風にアレンジして作っているが、現在の所、これ以上のキノコご飯はないと感じている。
 炊飯器のスイッチを入れて暫くすると、家中に良い香りが広がってきた。
 これなのよね。マイタケ採りが楽しいのは、「苦労した結果、出逢えた喜び」と「採ってきた獲物の美味しさ」。この2つがメインであることは間違いないのだけれど、その途中途中の感動が、マイタケの魅力を更にひきたてていく。そうしてまた、(メタボの)私を誘って止まないのですよ。
 多分、次が一番重要なことで、この『美味しさ』を体感した家族は、『協力者』になってくれるということなんだと思う。そのためには、『(冒険者としての)パズー』であると同時に『(奉仕者としての)ジョバンニ』であり続けることが不可欠だと思うんですね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿