山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

マイタケ探しⅡ

2019年09月18日 | キノコ採り
 世の中は3連休。山形では「日本一の芋煮会」等々、秋のイベントが各地で催されているが、私は勤務。3日間、ひたすら室内にこもっての業務であった。

 そうして本日、久しぶりの休日だ。これは、遊びに行くしかありません。山です。思い切り歩き回って、固まってしまった身体をほぐしましょう!
 先週、全く出逢えなかったマイタケを求めてN川に向かうことにする。

          マ○タケは食べ頃でしたが
 ただ、直近の情報では、秋田の『山釣り紀行』さんが、「ずいぶん遅れている」みたいなコメント。車中のラジオで聞いた九州の状況も「10日は遅れています」と言われていた。これは、今日も無理かな。
 思い当たる理由がある。これは、あくまでも私の経験による基準だが、秋のキノコ達は、最低気温が一けたまで下がる日が来ないと眠ったままで顔を出してくれない。ところが、山形市で、ようやく20℃を切ったのが、ごく最近。山間部でもせいぜい15℃ぐらいまでしか下がっていないのだ。
 ま、状況観察はやっておいた方がいいだろうし、何よりもマイナスイオンの世界で活動することは、私の身体に必要な栄養である。収穫はなくてもいいから歩きましょう!
 車止めに着くと、平日なのに先行車。見覚えのある車。A氏である。
「来てたのね。だとすると…。」
彼の行動を想像する。多分、途中の木々には目もくれないで、上流の『森』まで行ってしまう。その後、沢を渡渉してから尾根を探索するはずだ。
 だとすると、私は、手前の尾根を探ってみますか。
 去年見つけたばかりの北面の尾根を登る。息を切らせて登り続け、巨木を巡り歩く。運動不足の身体には極めて良い刺激だ。残念ながらマイタケの気配はなし。代わりにマスタケが出ていたので、柔らかそうな所を選んで戴く。
 尾根を下って、『森』を探索している所に、上流側から聞き覚えのあるクマ鈴の音。声を掛けて近づくと、やっぱりA氏であった。

         ミズコブでお茶を濁しました
 上流の様子を聞いたが、やっぱりまだ早そうである。2人で渓を下ることにする。想いは同じ。でも、自然の摂理に抗うことは出来ません。諦めましょう。
 私は途中でミズコブを採って帰ることにする。A氏は別の森に入ってハナビラタケを物色してみるそうだ。エールを送りあい、再び別れる。
 …舞い踊りは何時になるやら。

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