フキ味噌がうまく出来たようなのでひと安心。次は天ぷらなんだけど、夕食までの時間はたっぷりある。・・・考えてみると、朝の3時から活動を開始して、一睡もしていない。しばらく身体を休めようか。ラジオのイヤホンを耳に眠ろうとしたんだけど、甲子園の中継があまりにもドラマチックで目も心も冴えてしまう(3月30日の話です)。思い切って、ラジオを切ってみる。すると、あっという間に意識が飛んだ。
次に目覚めると、夕方になっていた。おかげで、よく休めた感じ。さあ、始めますよ!
フキノトウの天ぷらは決まっているんだけど、それだけで円満というわけにはいきません。万人向けのレンコンも揚げちゃいましょう。冷蔵庫には、ちくわもあるんだけど、別の料理になるらしいので遠慮します。どうしましょう。タンパク質系がほしいんだけど・・・。その時、妻が、
「胸肉も天ぷらにしようかな。」
という発言。
なに?フライでも唐揚げでもなくて天ぷら??そんな料理あるの?
「レシピ本に載ってるんだけど、それだとちょっと・・・。」
はい、分かりました。私に任せなさい!
調べてみると、九州地方でよく食されている料理があるようなので、その辺も参考にしながら作ってみることにした。
≪天ぷら各種≫
下ごしらえの部
・胸肉は皮を外してから、繊維に沿って食べやすい大きさに切り分け、下味をつけておきます
・ショウガ1かけを摺り下ろし、酒大さじ3とゴマ油大さじ1に塩砂糖コショウ少々を加えて混ぜ合わせます
・袋に密封して馴染ませておきます
・フキノトウは水気を拭き取って
・レンコンは、揚げる直前に切り分け、薄力粉+片栗粉をまぶします
・卵黄2個分に冷水200mlを加えてよく混ぜておきます
・全ての素材の準備が出来たら、薄力粉200mlと片栗粉50mlをふるいかけてザックリと混ぜます
調理の部
・揚げ油を加熱します。
※ちょっと水を振り掛けておくと、途中から跳ねはじめます。音がしなくなったら100℃に到達したと判断
・まずは、レンコンを揚げ始めました(揚げ玉を除いた状態です)
・揚げ始めるとすぐに、次の素材を準備します
・レンコンの油を切りつつ
・フキノトウを揚げ始めます(揚げ玉がたっぷり)
美味しそう!
続いて鶏胸肉なんですけど、
・漬けておいた鶏肉の汁気を取ってから揚げます
・薄めの肉は1度、厚めの肉は2度揚げにしてみました
そうして、
出来上がりました
どれも美味しそうなんだけど、盛りつけ担当の妻は、鶏天(というらしい)を盛ってくれました。
そんでですね、この鶏天、かなり柔らかくて美味しいことが分かったんですよ。他の揚げ方よりも柔らかい感じ。そして、下味がいい感じですね。
本来の主役はフキノトウで、そのことは間違いないんですけど、これはこれですごく美味しかったです。あらためて詳しい説明はしませんが、フキノトウは、新春山菜の香りとほろ苦さとが口の中に広がっていきます。レンコンは、言わずもがな(切り立ての揚げたては旨いっす)。
あとは、皆さん、どうぞお好みでお召し上がり下さい。どれも、とても美味しいということです。
あ~、美味しかった。八百万の神様に感謝です。
大分のとり天、有名ですね~。
これから山菜の季節ですね~。
ふきのとう、タラの芽、コシアブラ、しどけ・・どんどん行きたいですね~。
コメントありがとうございます。
山菜の天ぷら、間もなく本格シーズンに入ると思います。楽しみです。
大分のとり天は、初めての試みだったんですけど、すごく美味しかったです。
いろんな食材の、いろんな食べ方試していきたいものです。