山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

ひとりきゃんぷ(さんぽうた57)

2021年02月13日 | いきもの

 ひとりきゃんぷ  みのむし なおみ

ろうぷは
いのちづな
しっかりむすんで

これで
はるいちばんがふいても
だいじょうぶ

ねぶくろは
あたまから
すっぽり

おかげで
ぽかぽか
ねごこちがいいねえ

おっと
しいともわすれずに
こだわりの みのをかけて

これで
あめでも ゆきでも
へっちゃら

それでは
ゆっくりねむりますか

はるのであいを
ゆめみながら



 散歩中、目を楽しませてくれていたモミジ。


春から秋までホントに美しい


 秋の深まり、冬の訪れとともに葉を落としました。
 ある日、枯れ枝に目をやると、

あれ?



もしかして君は



やっぱりそうでしたか


 みのむしさんです。葉を落とした並木を見ると、あっちにもこっちにも、ぶら下がっているではありませんか。
 みのむしは、ミノガの幼虫。調べてみると、この丈夫な繭(?)の中にくるまって冬を越すのだそうです。そして、春の温かさを感じるとサナギになって、初夏の頃に羽化するとか。
 みのむしさんは、ずいぶん長い間、この蓑の中で暮らすんですね。多分、初夏のほんの僅かな自由と出会いとを夢見ながら。
 すっかり葉を落とし、姿を現したみのむし達。思わずエールを贈りたくなってしまいました。

 よいパートナーに出逢えますように。



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2 コメント

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Unknown (copelonmaru)
2021-02-13 10:16:49
こんにちは。
みのむし、久しぶりに見ました。
子供のころは、よく見かけました。
けど、触ったり、剥がしたりっていうのは無理でした(;´∀`)。
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Unknown (holidaymatagi)
2021-02-14 06:00:11
@copelonmaru りんこさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
みのむし、けなげで可愛いですよ。
何かの飾りみたいにも見えます。
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