天気が悪くなると予報が出ようが、休みになったので出かけなくては。ということで、8時半に家を出て、バス停へ。
幸いそれほど混雑していないバスに乗り、小樽へ。早起きしたため、バスの中でついウトウトしてしまう。小樽駅前で降りて、すぐ博物館方面のバスに乗りかえて、予定通りに到着。バスを降りてすぐある手宮洞窟だが、本日休館とのこと。コロナで休館したまま、再開しないね。
では小樽市総合博物館本館へ。
その前にある列車を利用したレストランは担々麺とパスタの店になっていた。まだ時間が早いので博物館へ。
常設展示はいつもと変わりないようなので、まっしぐらに2階に移動する。
■小樽市総合博物館本館「おたるの「春」もっと、みーつけた」。小樽の春にまつわる展示が行われている。
「ナップランド」:1970年に開発された小学生用の通学かばん。ランドセルより軽くて使い安いらしい。
「五人囃子」:小樽最古の雛人形の五人囃子だけが残ったもの。17世紀末のものらしい。
「木彫雛人形」:大正から昭和初期の頃のもの。
月岡芳年「江戸紫花形源氏ぼたん園の景」:錦絵に描かれているのは小樽ではなかろうが、牡丹の花は小樽では5月下旬に見ごろになるとか。
まだ雨が降ってこないので、旧手宮鉄道施設を見に行くか。
博物館の裏手に出ると、特急北海の車両や蒸気機関車がならんでいる。
重要文化財である機関車庫。
中には汽車・列車が展示されており、北海道ならではの除雪車(ロータリー)がある。
次は国産第2番目の機関車である「大勝号」。1895年製造で、こんなのがあるとは知らなかった。
そしてそのフォルムにちょっと驚いた「第1号除雪車」。1881年に製造されたものの複製。
後方部はこんな感じ。
除雪車には「札」(札幌エリア?)の「追分駅常備」であることが書かれている。他にも「滝川駅常備」「池田駅常備」というのがあった。
天気は少し晴れに向かっているようにも見える。
ということで、博物館を手宮口から抜けて、もう少し歩くことにしよう。