散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

いつものバーに戻る

2023-06-10 20:10:19 | 飲み歩き・琴似界隈
二十四軒で一杯飲み、外に出たがまだまだ明るい。歩いてJR琴似駅方面に向かうことにしよう。途中で公園の所を通りがかったが、あれれ、こんなデカい石碑があったっけ? 見てみると「屯田兵二十四軒開拓百年記念碑」であるらしい。





この公園は何度も通りがかっていると思うが、気が付いていたかなあ。



琴似に近づくと飲食店が増えてきた。この建物は右手側が洋食店なのは知っていたが、左側の入口から入ると(2階?)、ビアバーになっているようだ。





ビアバーは置いといて、最近2回連続違うバーに行っていたため、ちょっと間のあいたバー「D」へ。

1杯目はデンマークのミッケラーブラックラム樽熟成を注文。黒ビールを蒸留したスピリッツなのだそうだ。私はデンマークのアクアビットが好きなので、それつながりで頼んでみたが、原料がまったく違い、こちらは確かに香ばしい麦の味がする。



2杯目はオーストラリアのモルトというのが珍しくて、スターワードソレラを注文。程よい酸味のある軽やかな味。インドや台湾でウイスキーづくりが行われているが、ついにニューワールドでもという感じか。



3杯目は満を持してのアードベッグヘビーヴェーパーをハーフショットで(少々値段が高いのだ)。46度ということで程よく飲みやすく仕上がっているが、実に良い香りだ。飲んだ後の余韻も長く、自分の口がモルトの香りを放つ煙突になったような感じさえする。



十分食べて、十分飲んで、外も暗くなった。今日はこれくらいにしておこうか。

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開拓の難しさ

2023-06-10 17:53:56 | 飲み歩き・琴似界隈
最近、琴似界隈で酒を飲むことが多くなっている。そして今日、街中では○○○○○○○○祭りをやっており、おそらく人出は多いであろう(得てして、飲食店は空いていることもあったりするのだが)。そこで今日は二十四軒方面へ行くことにしていた。気になっていた店を外から覗くと、まだ17時前とあって先客はなさそうだ。よし、予定通りに入ってみよう。



店頭にメニュー看板があり通りがかるたびに目に入ってはいたのだが、見るからに普通の居酒屋メニューという気がしていた。しかし、しばらく前に雑誌で紹介されており、それが気になっての入店である(紹介から1年は過ぎていると思うが、見てすぐ行くということはしない)。

まずは様子見でウーロンハイでスタート。店主が「すぐ通しを出すね」というのでそれを待つ。



そして何かやっているなと思ったら、串かつがでてきた。食べてみると非常に柔らかい肉(豚ヒレらしい)と程よく揚がった玉ねぎの串かつである。見ての通りソースが市販のものではないようだが、これがまた洋食風で美味いのだ。



おお、これはやるなと思いつつ、刺身盛り合わせを注文。メニューには「1500円~」となっていたが、店主が「1500円でいいかい?」というので素直にうなずく。待っていたら出てきたのがこちらだ。



手前から反時計回りに(おそらく)平目、ニシン、ツブ、ホタテ、マグロ漬けの5点盛りである。平目は身が厚くてもっちりしている。ツブは貝一個分かな? これも歯ごたえが良くて味わいがある。ホタテもなかなか。マグロ漬けは少々漬かり過ぎてしまった感があるかも。ニシンは最初アジかと思っていたのだが、しっかりした歯ごたえで気が付いた。これには日本酒を頼むべきだろうな。



ということで、これはなかなかの名店と思っていたら、次に入って来た客に困ってしまった。

席についてから多少声がデカいというのはままあることだが、店に入り私の頭越しに店主と会話するのに、信じられないようなデカい声を出すのはやめてほしいものである。あまりの騒がしさについ耳栓をしてしまったが、最後に勘定をする時に耳栓を外したら、やっぱりビックリするほど声がデカかったもんなあ。公共スペースで私が怒りを感じるのは「ここはお前の家じゃねえんだ」という振舞いに対することが多いのである。

注文していた地鶏網焼きが到着。値段から薄々気が付いていたのだが、少食の私には量がいささか多い。



しかしながら、皮をパリッと焼き上げ、塩加減もよい地鶏が旨い。そして「これも合うよ」と添えられた、少しピリ辛甘めの味噌も美味い。腹いっぱいになりつつ、全部食べ切った。これで勘定をしてもらおう。



久々の新規開拓店、料理はボリュームが多めだが実にちゃんとしている。客層も大声バカの後は、ひっそりした常連1人客が2名と決して悪くは無いのかもしれないが、今回のバカに出くわすことを考えると、再訪にはためらいを感じるね。
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札幌の中心部を腫れものを触るように避けて通る

2023-06-10 15:54:56 | いろいろ写真館
今日は札幌の中心部を避けてギャラリー巡りをすることになったが、そのついでにあちこち歩いてしまった。まずは、昼食をとってからすすきのの東側を南下する。すっかり天気が良くなってきた。



この辺りにはいくつもの寺があるのは分かっていたが、新善光寺という由緒があるんだか無いんだか分からない寺を発見。いや、明治17年に開山したそうだから、北海道では由緒のある寺なのだろう。今見ると堂内拝観も自由と書いてあるので、見て来ればよかった。



鐘楼を撮影する。この後、カラスに襲われて、非常に恐ろしい思いをした。



十三重石塔。



逃げるようにして(いや、逃げました)外に出て、山門を撮影。





鴨々川の近くで看板を撮影。これ、今も営業しているのかな?



元は旅館だったらしい建物。



2022年9月に新築となったお寺を発見。こちらも明治27年に開創された由緒ある寺のようだ。



菩薩像あり。



六地蔵あり。地蔵は良いのだが、下にモアイ像、ピカチュウ、アマビエ、キティちゃんがならんでいる。彼らも阿修羅像のように仏教に取り込まれて「天」として仏の教えを守るのだろう(そんなわけない)。



さらに地蔵菩薩が2体。



造形が少々甘いが、弥勒菩薩半跏思惟像もある。



狭い土地ではあるが、見上げんばかりの高い樹木がある寺だった。



この辺は鴨々川の水量も多い。



またもや立派な寺を発見したが、だんだん面倒になってきて、外観の撮影のみで済ませる。



拝観も出来そうだが、真面目に護摩焚きとかされても困るしなあ。

続いて、すすきのの南側で味のある看板を発見。



メニューには納豆料理コーナー(胡瓜納豆和え、ジャガ芋納豆、きしめん納豆、五色納豆、他)、豆腐料理コーナー(うに豆腐、山菜揚げ豆腐、豆腐田楽、他)、こんにゃく料理コーナー(こんにゃく胡麻ひたし、こんにゃくソティ(ママ)、こんにゃく二色田楽、他)など独自メニューがあり、なかなか斬新で良いかも。



美術館観覧を経て、歩く場所は札幌医科大学の南側辺りに移動。しばらく通りがからないと、いろいろな店ができている。



保育園の入口脇に彫刻発見。足元の裏側に「み」というサインがあるが、果たして誰のものか…。



「都市景観重要建築物 第2号」。



さっぽろ・ふるさと文化百選「旧北星女学校宣教師館」。



どの建物なのか分かっていなかったため、撮影しそびれていたみたい。お恥ずかしい。



終わり。
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20230610ギャラリー巡り

2023-06-10 15:40:59 | 美術・アート
本日はHOKUBU→大丸→HOKKAIDO ART→創→三岸→近美→auron→トラムニストの8か所。4年前までは○○○○○○○○祭りがあろうとも街中のギャラリーに出かけていたが(心を殺せば目に入らぬ)、新型コロナを越えて、私もより一層人混みが苦手になったかもしれない。大通西3~5丁目辺りのギャラリーは全部パスだ。

前日までは雨が降るという天気予報だったが、思ったより天気が良く、気分良く出発。



■HOKUBU記念絵画館「平野遼と佐藤仁敬」。土曜日は予約形式ではなくなったが、同時観覧者は私以外に2名で相変わらずゆっくり見ることが出来た。裏口の方に桜井祐一「女座像」があったが、逆光だな…。



平野遼「坐る人」:一見、電車の座席に座る人のようにも見えるが、やっぱり病院の診察を待つ老人たちなのかな。



常設コーナーの加藤八洲「ウクライナの娘」。ウクライナにもロシアにも、その周辺国にも、そしてすべての戦争・内戦エリアに平和が戻りますように。



佐藤仁敬「painting」:私はこの作家はこういうタイプの作品を描く人だと思っていた。



佐藤仁敬「都市とヒトと黒い鳥」:こういう作品もコミュニケーションレスというか、現代の都市風景という感じがする。



佐藤仁敬「密」:ところが突然作風が変わり、濃厚過ぎる人体接触と内臓をさらけ出したかのような画風に転じたのだ。タイトルからして、私は「新型コロナの影響下で作風が変わったのだろうな」と思っていた。



佐藤仁敬「painting」:しかしながら、2019年作のこの作品を見ると、その前から変化が始まっていたことが分かる。



なんかすごいよね。圧力を受けたので、いつものコーヒーとおたる煉瓦ショコラで一休み。



■ギャラリー創「TIMELINE」。西村知美の花をモチーフにした各作品が時間線を作り出すかのような連作版画集。鮮やかな赤の色彩が印象深いが、もっと淡い色の花を描いた作品もある。

西18丁目に移動し、知事公館の庭を通り抜ける。





■三岸好太郎美術館「道産子が行く。」。
「旅愁」:展示箇所に「道産子こぼれ話」というミニ記事があって、横浜でホテルに宿泊した三岸夫妻は左翼と間違われて警察に連行されたとの話が書いてあった。その際、助け舟を出した人が翌日三岸の泊まったホテルに行くと、窓際に貝殻が置いてあったのだそうだ。それが「旅愁」の構想につながったのではないかという話である。



「金蓮花」:美術館の1階と2階をつなぐ階段の所に展示されていたが、確かに具象から抽象への変化を感じさせる、中間的な作品なのかもしれない。



「風景」:今回の展示はほぼ全作品見たことがあるが、これはあまり記憶がない作品かも。



■北海道立近代美術館「トリック×イリュージョン」。見落としていた、須田悦弘「雑草」を見るためだけに再訪。人が足を踏み入れるような場所に展示するはずはないし、他の作品の邪魔になるような場所にあるはずもない。そう思った私は上の方を見上げながら展示室を何往復もしたが(迷惑なやつ)、最後にやっと見つけたよ。ほぼ、展示リストの作品番号通りの位置にあると言ってよいだろう。他の人も誰もこの作品に気が付いていないようだったが、私がしげしげとのぞき込んでいたせいで、すぐ後ろにいた人は気が付いたみたいだった。

■トラムニストギャラリー「坂田純展 出会いは止まらないII」。バナナの皮から作った紙にクレパスで彩色した作品だそうだ。その素材感は私にはあまり合わないのだが、描かれている形はいくつか目を引くものがあった。

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閉店346

2023-06-10 13:40:29 | いろいろ写真館
私はもしかして一度行ったことがあるか、無いか。記憶が定かではない。

1991年に開業し、2008年に一度閉店。2016年に再オープンしてから延べ100万人以上の客が来たというテーマパーク型ダンスクラブが、2023年5月27日に閉店することとなった。

全景はこんな感じ。



建物の西側に回り込むと、再オープン時の看板が残されていた。



凝った建物をよく見ると、何だろう、非常梯子のようなものがある。



上を見上げると、蛇がつながったような飾りがある。いちいち、手間がかかっているね。



南西角にはこれまた蛇の取っ手がついたドアがあった。





このまま、廃墟となるのだろうか。

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あっさりと軽めに

2023-06-10 13:17:34 | 食べ歩き
さて、今日の昼食は夜のことも考えて軽めにしよう。ということで、蕎麦の「AH」に行ったところ、全く混雑していなくて良かった。今日はあの異常な○○○○○○○○祭りをやっているので、人出が読めない。

カウンター席に座り、ビールともりそばを注文。



そこそこ歩いてきたので、ビールが間違いなく美味い。もりそばも特に後から出してほしいというリクエストもしなかったので、すぐにやってきた。



今日の茹で加減、締め具合ともに良好だね。

蕎麦をさっさと食べてしまってから、残して置いたビールを飲む。先客も徐々にいなくなり、今日は入口の扉が開いているため、何となく夏の解放感を感じて良い気持ちになった。

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