はるばる本を買いに

私は普段、札幌駅付近の本屋さんに行くのだが、買おうと思っていた本が無かった。「あれ？　先週、新さっぽろに行ったときはあったはずなのに」ということで、在庫を確認してから地下鉄で新さっぽろまではるばる移動。無事にその書店のら厚別店で買いたかった本を手に入れた。

久々に寄ってく？　ということで、カフェ「ＵＣＭ」へ。そこそこ客がいたが、カウンター席には誰もおらず、端の席に座る。

メニューから本日のコーヒー「グァテマラ サンルイス マラカタン」（前回来た時も同じだったと思う）を注文。見ていると、この店はサイフォン式でコーヒーを入れているようである。



酸味が少なく、それほど苦くないが落ち着いた味。これは私好みだな。



というところで、帰ることにしよう。

20221015ギャラリー巡り

本日は道新→SONY→さいとう→スカイホール→三越→らいらっく→富士フイルム→大通→市民→HUG→大丸の11か所。

■さいとうギャラリー「第37回北海道テキスタイル協会作品展」。以前は布系のものに興味が無かったのだが、最近はイケるようになってきた。

■スカイホール「萌え黄展油絵展」。
佐藤綾香「秋の静物」：賛助出品していた作家のエレベータホールにあった作品を撮影。最近の植物濃厚系作品だな。



昼食を取ってから、36号線を東に歩き、市民ギャラリーを目指す。その途中で、ビル壁に狸の置物を発見。



まだ古い建物も幾分残っている。



久々に札幌遠友夜学校跡地へ。山内壮夫「新渡戸稲造博士顕彰碑」を久しぶりに見る。



ここは小公園になっているが、珍しいことに遊んでいる子供がいる。



ART-MAN galleryは無くなってしまったみたいだと思いつつ、市民ギャラリーに到着。さらにそこからHUGへ。

■HUG「Meていく？　北海道教育大学岩見沢校映像研究室展」。映像作品って苦手なのよねえ。途中で寝落ちしてしまったが（昼酒を飲んだせいもある）、なんか、一生懸命な作品があった（凡庸な意見で申し訳ない）。

座敷席にて

昼食は久しぶりにすすきのにある蕎麦屋「ＡＨ」へ。12時半頃行ってみると、大テーブルは空席をはさみつつもほぼ満遍なく客がおり、テーブル席も大体埋まっていた。ということで、落ち着く座敷席へ（但し、私は体が硬くて畳の上に座るのは辛い）。

まずは生ビール。そしてつまみにきゅうり漬けを注文。おや、これまで種類を注文すると揚げそばが付いてきたのだが、今回は山菜が付いてきた。時期的なものなのか、突き出しを変えたのか。



グイっとビールを飲んだところで、さつま揚げも到着。熱いところを早速食べる。



10月6日から値上げをしたというお知らせの紙があったが、つまみ類は値上げしていないような気がする。きゅうり200円、さつま揚げ200円というゾーンはありがたいものである。酒はもしかすると１割値上げしたのかも。

もう少し腰を入れて飲もうと、国稀純米吟風の冷たいのを１本。この徳利、１合と書かれているのだが、どの店の１合よりも多い気がする。



残っていたつまみを食べ終えたところで、もりそばを注文。蕎麦類は全般的に値上げをした模様で、一番安いもり・かけでも「うっ、高っ」という気持ちに一瞬なったのは否定できない（但しもっと高い蕎麦屋はこの世に沢山ある）。



蕎麦はするすると食べたが、やっぱり酒が多く感じられ、最後にやっと飲み干して終了。久々に来たが良かった。値上げはやむなし。



店を出て中通りをはさんだところに、こんなのがいた。

カクテルの名手

２軒目は琴似のバー「Ｄ」へ。もともとこちらに行く目的で、JRで移動したのである。前回来た時は諸事情でマスターが休んでいたが、すでに復帰済み。元気な顔を見ることができた。

１杯目は燻酒のハイボールでスタート。パンチがあるので、ハイボールにもピッタリである。



２杯目は今月のフルーツがリンゴであることから、カルヴァドス＋リンゴのカクテルを作ってもらった。リンゴの味が力強く出ていて、いいカクテルになった。



３杯目は「フレンチコネクションとか、ラスティネールのような酒と酒を合わせたカクテルを」と適当なことを言ってみると、グラッパ＋オールドセラーコーヒーを合わせたカクテルが出てきた。これはグラッパの想像以上のフルーツっぽさと、コーヒーリキュールの甘苦いところが非常に美味くマッチした、傑作カクテルとなった。

　

こりゃすごいよ。やっぱりマスターはカクテルの名手でもあり、本当は月に２回来てウイスキーデイとカクテルデイをそれぞれ開催しないとならないんだよね。とりあえず今日は素敵なカクテルにすっかり満足して帰宅。

覚えててくれた

今日は仕事で外出し、札幌駅で解散となった。JRで琴似に移動することにしよう。

それほど混雑していない電車で移動し、夕食を取るべく琴似駅前辺りをぶらっと歩いてみる。先日、一度訪問した琴似の焼肉店「ＳE」を覗くと、先客１名だったのでこれ幸いと入ってみることにした。私が入ろうとすると、店主が後ろから入ってくる。どこかに出かけていたのだろうか。

飲物は冷酒を頼むと、国稀の300ml瓶が出てきた。おお、これでいいじゃない。



肉はホルモン（味噌味）と豚ロース（塩味）にしてみた。まずはホルモン。前回は長ネギとピーマンが添えられていたが、今回は玉ねぎと赤パプリカが添えられてきた。



そんなに客もいないのだろう。肉は冷凍したものを解凍して出しているようだが、そこは問題ではない。続いて、ブタロース（肉を何枚かとってから写真を撮った）。あまり焼き肉店では食べない部位だが、シンプルに焼いて食べると美味いね。



テレビのニュースをきっかけに店の女将さんと少し話す。「失礼になったら良くないから言わなかったけど、何か見たことあるなあって」と女将さん。「ちょっと前ですが、１回来ましたよ」と私。一応、ぼんやりと記憶されていたらしい。

そうこうしながら、もう少し肉を食べるかということで、ジンギスカンを追加注文。



今日の野菜、パプリカはかなり肉厚で食べ応えがあって美味いね。ジンギスカンも焼いて、お客さんが持ってきたというにんにく七味を付けて食べる。タレは北海道の有名メーカー「Ｂ」の瓶が見えた気がするが、それはそれでなかなかいい感じだ。





３皿食べたら、結構満足感が湧いてきた。というところで勘定をしてもらうと、酒も入れて2000円ちょいだから、気軽でいい。お客さんが持ってきたと言う梅風味の大福をお土産にもらい、気分よく女将さんに挨拶をして、外に出た。



私もふらりとこういう店に来るようになったものだ。もう少ししたら、スナックにも行ってしまうのかもしれない。

20221011最近読んだ本

■「喫茶アネモネ１」柘植文
何を言っているのかよく分からないマスターと、迫力のあるアルバイトで営業している喫茶店。そこには個性的な常連が集う。

■「無常の月　上下」メアリ・ロビネット・コワル

■「さよならの儀式」宮部みゆき

■「自民党の統一教会汚染追跡3000日」鈴木エイト
筆者の長年かけた調査結果はスゴイ。でも、アレが死なず状況が公に語られていない状態でこの本を読んだら、話半分で受け止めてしまい、実態のひどさを理解できなかったかも。

以下。図書館の４冊。
■「おとなの「ひとり休日」行動計画」カベルナリア吉田
こういうことができるのが大人の良いところなのである。しかし、コロナのおかげで…。

■「ひたすら歩いた沖縄みちばた紀行」カベルナリア吉田
この本から10数年、沖縄の現状はどうなったのだろう。

■「ロッパ随筆苦笑風呂」古川緑波

■「こじらせ美術館」ナカムラクニオ

日曜日の昼、琴似で飲む

私は通常の日曜日は酒を飲まない。しかし、今日は月曜日が祝日休みであるため、ちょっと昼飲みをしたい。そう思って外出した。



第一候補にしていた蕎麦屋さんだが、店頭に止めてある車がいかにも「私、バカの車です」というオーラを出していたのでやめておいた。ああいう止め方をする奴は、どうせろくな人間ではないのである。

となると、どうしようか。すぐに焼肉店が候補として挙がったのだが、昨日の夜も焼肉だからなあ。イタリアンでワインというのもあるが、どうも今一つ気が進まない。そうなるとなかなか琴似では良いところが無いよな。

検討の結果、最近、看板が外に出なくなったのでどうしたのかと思っていたタイ料理の店「Ｓ」へ。２階へ階段を上がり、店の前まで行くと普通に営業しているようだった。



しかし、この店、メニュー選択が難しいのである。飲むとなるとつまみの単品注文が良いと思うのだが、量的に一人で複数の品を注文するのが難しい。となると、ランチメニューからの選択か。しかし新しくなったメニューを見ると、なかなかの値上がりだね（しょうがないのは理解しているが）。

まずはシンハービールで喉を潤す。



ランチセットのタイ風スープとサラダが先に出てくる。ビールとスープの「液体かぶり問題」もちょっと気になりつつ、サラダをつまみにする。



結局選択したのは水分をさけ、カレーでも汁麺でもないパッタイ（タイ風焼きそば）である。



最初からしっかり味がついているのだが、ちょっと味を見た後にピーナッツ、ナンプラー、唐辛子、砂糖で味を調整する。ビールとの相性も悪くないのである。特に後半は私が効果的だと思ったピーナッツとナンプラーを追加し、さらにレモンを絞りかけて食べた。



食後はいつものグレープフルーツジュースを避けて、タピオカのデザート。



久しぶりに来て、料理も美味かったが、理想の飲み方には遠いな…。



今日は早めに帰り、明日悪天候になると思われるため、買い物をしておいた。

閉店３２９

琴似の寿司店「Ｓ」が閉店してしまった。かなり魅力的なランチセットを出しており、私も最近「そろそろ夜も行ってみたいな」と思っていたので、大変残念である。昼の訪問回数は11回だった。

夏休み最後のすすきのはもちろんここ

新札幌では食事の後の一杯は難しい。地下鉄東西線に乗り込み、すすきのに行くか、琴似に行くか。

結局、大通駅で乗り換えてすすきのへ。いつものバー「Ｎ」だ。何しろ来週の営業が休みらしいので、今週の内に行っておかなくてはならないのだ。Ｎさんは直前まで結構な酔っ払いが来ていたとのことでお疲れ気味だった。私はいつものアクアビットモスコミュールでスタート。



この後来た客に大分の菓子「ざびえる」を頂く。フランシスコ・ザビエルは大分でも活動していたようなのだ。２個ある菓子はほぼ見分けがつかないが、銀箔と金箔の違いで２種類あるのだそうだ。



２杯目はマイヤーズラム＋イエーガーマイスター＋スーズのカクテル。スーズの風味がはっきりして、飲み手を選ぶだろうが美味しいカクテルである。



３杯目は新入荷の中からグレンキンチー・ダブルマチュアード・アモンティリャードカスクにする。ローランドの落ち着いた味わいだ。



体も疲れているので、この辺で帰ることにしよう。外に出たらパラパラ小雨が降っていた。今日はちょっと変な天気だったな。

久々、新札幌焼肉

わざわざ新札幌まで来たので、ここで１軒目に行こう。候補は２択だったが、途中で通りすがりに見たイタリアンの一人用前菜にも心惹かれる（いつか行ってみよう）。



しかし、ブレずに訪問したのは随分久しぶりになる焼肉の店「ＹＩ」へ。先客２名で予約も入っているようだったが、何とかカウンターに滑り込んだ。注文するのは酒飲み心をくすぐる「お酒セット」である。ビール無しでよければ、多分、これが一番お得だ。



まずは酒と焼肉のたれが出てくる。この店は炭火ではなくてガスコンロ使用なのだが、これも決して悪くないんだよね。



そして通しのもやしナムルが出てくる（セットに含まれている）。肉が出てくる前にこれで酒が進んでしまうのだ。



そして生ラム、若鶏、しめじ焼き（＋野菜少し）のセットが到着。初めて見た時「しめじそんなに要る？」と思ったが、これが火が入りやすく、なかなか美味いのである。



早速焼いて食べていこう。見ての通り、ガスコンロでもちゃんと上手く焼けるのだ。最近、疲労感を感じていたので焼肉とタレがしみるなあ。



酒をお代わりした所で、他の客の注文が耳に入り、何か追加したくなる。誰しもが頼んでいるホルモンにしてみるか。



薄いタイプのホルモンだが、これも臭みは無く、なかなか美味かった。

この店、多分今はランチをやっていないのだが、復活してくれないかな。と言っても新さっぽろギャラリーが無くなってから、こっち方面に来ることも無くなってしまったのだが…。後はサイズが小さいのだと思うが、冷麺が500円以下なので、一度試してみたいと以前から思っているのだ。



久しぶりに来て良かった。丁寧に挨拶をして見送ってくれる店主を後に、地下鉄駅へ。