表題は現在NHK放映の司馬遼太郎原作「坂の上の雲」の2部の一幕での、秋山真之が発した言葉である。海自現役当時、このドラマで演じていた兵棋演習(図上演習)をスーパーコンピュータを駆使し、現代の戦略、作戦、戦術等を幹部学校学生や部隊指揮官クラスが訓練する装置を運用する勤務をしていた。ある時の学生が訓練をしていた時のことであるが、護衛艦の運用で護衛艦「○○」は囮(おとり)として運用する・・・と説明していたが、当時の教官から厳しい指導があった。まさにこのドラマでの経緯と類似している。護衛艦の中には数百人という乗員がおり、指揮官たる艦長以下の生命がかかっているのだ。より最善の方策をいかに見出すか、身を削るような勉強、研究をしてこそ「指揮官」を遂行できるのであり、現在の我が国の政治家の醜態を見るにつけ、軍の組織ではないにせよ考え方は全く同じと思うのだ。今回の防衛省の大臣、施設局長等の軽々しい言動と、国益の損失を顧みず面白おかしく報道した「琉球新報」のマスコミ報道には許せない憤りを感じるのは私だけであろうか。【写真は海軍の兵棋演習の一場面:江田島にある海自幹部候補生学校大講堂でのロケであり現存している】
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