ここしばらくブログの更新をしていない。別に体調を壊したわけではないのだが、やはり積極性に欠けるのは加齢のせいだろうか。その間個人的には16日～18日は新潟方面に所用で行き、土日も殆どゆっくりと休めなかった。国内外にもさまざまな変化が起きており、中国は我が国の空域と重複し≪防空識別圏：ＡＤＩＺ≫を突然公表した。国際法上の制約ではなく、各国の軍(自衛隊）が航空目標の速力が早いための、目標対処上の便宜的な線引きである。それにしても米国、近隣諸国の感情を逆なでする愚行としか考えられない。一昨日は米空軍のＢ５２爆撃機が中国のＡＤＩＺを完全に無視し予定のフライトを実行した。我が国もいつもながらの≪極めて遺憾であり、毅然たる態度を取る・・≫そうだ。日航や全日空は当初フライトプランを中国に提出したそうだが政府の指導で今後はやらないそうだが、まさに≪ビクビク外交≫としか思えない。案外、中国は日本に対し、面白半分に肝試しをやっているのではないか。 国内では千葉県でまたもや元彼が復縁を迫り断られた女性を、子供の面前で刺し殺す事件が起こった。逮捕された２５歳の元彼、刺殺された２２歳の女性、いずれに非があろうとも極めて短絡的な、あまり同情心が湧かない昨今の若者の事件である。我々の若い頃は今のように情報伝達も早くなく、物事の処理にも考えるための時間的余裕があったのが短絡的な行動に走らなかったのかもしれない。便利すぎる今の時代は不幸なのだ。【本件写真なし】
昨夜巨人対楽天の日本シリーズ７戦目が楽天本拠地の宮城で行われ、楽天が球団創設９年目にして日本一となった。東北各地での楽天ファンの応援の様子やインタビユーを見ているうちに、私ももらい泣きしてしまった。２０１１年３月の東日本大震災で夢も希望も肉親も財産も失った東北の被災者にとっては一筋の光であっただろうし、星野仙一監督をはじめとする楽天の選手の被災地激励訪問や子供たちへの野球教室等いろんな面で選手とファンが一体となって勝ち得た優勝だった。それにしても星野仙一という人物は文字通りの《千両役者》だ。あの厳しい、激しい監督の気性とは別にファンとの一体化のための緻密なシナリオ、そのとおりに動いた今回の楽天優勝に奇跡さえ感じる。【写真は読売新聞から切り抜き】
昨3日は明治天皇の誕生日で、明治神宮内の各所では、五穀豊穣、天下泰平を奉祝する収穫祭や古武道の展示、弓道の全国大会などがあった。私は特に流鏑馬に興味があったので１０時前に家を出て参拝した。午後１時からの流鏑馬には１５名近くの騎手がおり女性も数名いた。古式豊かな装束と全速力で走る馬上での弓さばきは相当難しいと思う。約２時間の武田流の《流鏑馬》神事の余韻を残し帰途につく。途中中目黒駅で同期生のＭ君と軽くやって帰宅する。