平成版徒然草

自由気ままにその時々の感想や写真などを残しておきたいと思いBLOG作成を思い立ちました。作成から早9年経過・・

集団的自衛権

2014-05-29 09:16:29 | Weblog
しばらくの間、ブログの更新をさぼっていたとうか、近隣諸国との軋轢や、国内での国会論戦などで、正直アホらしく感じ、更新する気になれなかった。それと、加齢による意欲の低下も影響している。昨日の集団的自衛権等に関する国会の与野党の質疑応答を観ていると、与野党両方とも、国土、国民を守る気概があるのだろうかと失望感にさいなまれていく。野党は《言葉、用語上の失策、上げ足》をとろうとし、与党は優等生のような、言質をとられまいとする、建て前ばかりの答弁であまり中身がない。彼らは現場で実際に戦闘(紛争)状況下での対応をすることは絶対にないだろう。実際に現場で刻々と状況が変化する中での行動の決断を迫られる現地指揮官の具体的な意見などは一切取り上げられず、政治家のみが《言葉遊び》をしているのは、切歯扼腕の思いだ。 実際に武装であれ、非武装、中国漁船500隻や1000隻規模で、一挙に尖閣に上陸をしようとしている場合、警察や海保での対応は全く出来ず、重装備を有し、遠巻きに警備監視にあたっている海自護衛艦や航空機などは、憲法上何も手が出せない。出すためには国会の承認が必要だと・・・。そのうち完全に上陸されても、緊急避難も正当防衛も該当せず物量的には対処ができないまま、政府は「国際法違反であり、極めて遺憾・・・厳重に抗議を申し入れる・・・」というのだろう。現在の尖閣諸島には数隻の海保の巡視船が常時パトロールしており、それを遠巻きに海上自衛隊護衛艦が監視しているが、日中相互が適切な外交交渉を行えば、こんな《無駄》な行動はしなくてもいいのだが。誰かが言った、シビリアンコントロール(civillian control)ではなくシビル アンコントロール(civill uncontorl)である。 血税で営々と培った陸、海、空自衛隊をいざという時に有効に機能させることは、超党派で早急に解決しなければ近隣第三国の《思う壺》なのだ。【写真:yahoo写真から】 


こどもの日

2014-05-05 07:53:57 | Weblog
今日は《こどもの日》です。私たちが子供の頃といえば昭和25年~35年くらいだろう。大東亜戦争も終り、働き盛りの男も戦地から復員し、一息つき戦後復興に躍起となっていた。その当時の農家の家庭は一般的に、祖父母・働き盛りの夫婦とその子供3~5人くらいで構成されていた。私の家族はおじ、おばも同居していた。一番多い時には9人家族が同じ屋根の下で過ごしていた。戦後の民主主義の時代とはいえ、まだまだ家長制は残っており、食事などでは正面に祖父が厳然と居座っていた。風呂もメシも何でも一番で、じいさんは《偉い》と思っていた。近隣には子供が溢れるほどいて、朝から晩まで元気いっぱい遊んでいた。極端な貧富の差はなくつつましい生活を送っていた。掲示したデータは総務省の国勢調査(2012年)だが、日本の人口推移を示している。本年くらいをピークに人口は確実に減少し、2027年頃には1億人を切り、2060年には8000万人くらいまで減少する。人口構成も19歳以下の人口は大幅に減り、65歳以上の高齢者が30%近くになる。2060以降のグラフは示されてはいないが、《推計》すると《ジリヒン》傾向は免れず100年後、150年後を想像すると気が重くなる。これからの日本は外人を多く取り入れ、混血化し人口バランスをとるしか手段はないのではと思うのだが・・・。

《日本》と隣国

2014-05-03 23:45:52 | Weblog
中国、韓国の対日というか反日外交と中国・韓国の現状を冷静に考えてみた。中、韓の外交の姑息さと国内の現実は今さら説明することもないであろう。《なぜ、日本と違うのだろう》ということで、歴史的に考えると江戸時代いや、それ以前の日本と中、韓の大きな違いは、地政学上は四方を海に囲まれていたこと、それと、民族学上は江戸時代の鎖国政策であろう。中国や韓国はその国の歴史と言うと元ー明ー清国など前の勢力を潰し、新しい国家が成立する《韓国も同じ》という日本とは全く異った国の形成であった。それは大陸ゆえの生存競争で勝てばその時代を支配できるのであったし、前の政権は復興、復讐を恐れ根絶やししながら今日を迎えた。韓国は中国のそういった情勢をヒラメの目のようにオロオロしつつも属国として朝貢外交を継続し今日を迎えている。ひるがえり、日本の形成を考えると、四方を海に囲まれていること、殊に東は海(太平洋)が崖の効果を示し、何事もそこで終末せざるを得ないのであった。加えて鎖国政策を250年以上継続し、その期間でも日本にとって必要なことは取り入れ、漏らしてはいけないと思うものは外国に普及しなかった。そして、いまでも歌舞伎社会等に残る世襲制度が自然に残り、祖父よりも父、父よりも子、子よりもさらに腕を磨き孫に・・・といった《技》を伝承していた。そういうことは、中国、韓国には絶対にできないことであり、この伝承が《明治維新》という時代の大革新を成し遂げたのではないかと思う。そのようなことを考えるとやはり日本という国、国民は素晴らしいと思う。 今日は憲法記念日という国民の祝日であるが、国旗を掲げているお宅は、皆無であった。日本は本当にいい国だ! 【写真なし】