昨日夕刻から原宿水交クラブで、恒例の《正水会》が開催された。今回は22名が参加し、久し振りに旧交を温め、大いに盛り上がった。遠くは京都や石川県からの参加者もおり、T・M元舞総監も80歳を越えられ、お酒はドクターストップがかかっているようで呑まれなかったものの、すこぶるご健勝であった。クラブの外の桜も咲き始め、また来年の再会を約束しお開きとした。その後は同期のN君、初参加のIさんとの3人で駅近くにて軽く二次回をやる。帰宅は22時ごろだった。
昨日は年に一度の《正水会》の参加の前にお堀端にある【国立公文書館】に行き、J・F・K(ケネデイ第35代米国大統領)の生涯と遺産展を見学に行った。1961年43歳の若さで就任し、10か月後の11月22日遊説中に暗殺された。大戦中には海軍士官として日米海戦に12名の魚雷艇乗組員の艇長として戦闘に従事、日本海軍の駆逐艦あまぎりと衝突し、一命を取りとめた。戦後、あまぎり艦長と再会し《昨日の敵は今日の友》として長く友情のきずなを繋いだようだ。大統領の公私にわたる、メモ書きや写真、映像或いはキューバ危機回避などの生々しい資料が展示されていた。1961年といえば、私は高校1年で、高校の友人S君(角島)宅に泊まり、角島灯台の見学をしていた。日米が衛星でテレビ放送が開始された第一報が大統領暗殺のニュースだったように記憶している。公文書館には初めて行ったが、江戸時代、明治維新から今日に至るまでの貴重な資料が所蔵されている。今後も機会があれば訪ねてみようと思う。
ひところ、中国、韓流ドラマがNHK、民放問わずこれでもかというほど放映され、○○殺人事件や△△の事件簿等々、凄惨な殺人事件現場を描写するサスペンスドラマ、あるいは登場人物だけがバカ騒ぎするお笑いバカ番組、食べ物を粗末にする大食い・・と公序良俗に反する番組が氾濫していた。最近は総白痴化の原因となる内容が減ってきたようである。特に気に入ったのが、日本の伝統や技術等を外国人が賞賛しするとか、日本の芸能、美術、芸術、盆栽や刀剣などに憧れて来日修業する外国人の紹介などで、日本人自身も知っていなかったことなどを放映している。また、世界の僻地に日本人が住みこみ、医療などでの高い知識、技術で奉仕していることなどを紹介している。このような番組は、子供や青少年の健全な成長過程に大きく影響することだと思う。この国を良くするも、悪くするも人の教育が最も大切だと思う。【写真なし】