先週、24日(水)の深夜、3月末に発症した義姉が他界した。義兄も高齢、高度の難聴で殆ど何も出来ないため病院への引き取りや神道でのための神社、葬儀社との交渉、通夜、葬儀の仕切り等々全般にわたりお世話することとなった。昨日、本日関係先への支払いを全て終え一連の行事が終了した。 義姉は約半年の闘病生活ではあったが発症直後から一度も意識を回復することなく71歳で永眠した。つい先日の面談では意識不明ではあるが、瞼をパチパチしたりあくびをしたり、かすかに手を握り返したりしていたので、ひょっとするとと微かな期待をも持っていたが、やはり駄目だった。年をとるにつれ知人の他界が多くなり寂しくなる。この世に生を受ければ死は免れられない。いかに生きるかということと同じくいかに死ぬかも考えさせられるし、生きていることへの感謝を実感する。 神道での葬儀は生まれて初めて経験したがなかなか厳粛、荘厳に感じた。
10連休の最終日、夕方から映画「おくりびと」を観に行った。葬儀の前準備に遺体を拭いたり、装束の着替え、化粧などをする「納棺師」のドラマである。山崎勉と社員の本木雅弘の演技が冴えた。 生まれたからには必ず「死」に遭遇する。いざ自分にそのような職業に就かざるを得ない場合もあっただろうが、納棺師や火葬場の職員(おんぼやき)等を仕事にする人々の気持が少し分かったような気がする。 明日から10日連休分を取り返さなくっちゃ・・・・・。
会社の休暇規定に、年次休暇とは別に「連続5日指定休養」が義務付けられている。先週6日の土曜日から15日月曜日(敬老の日)までの10連休をとる。実家が近ければ近所の草刈などが出来るのだが、こうもガソリン代が高くなってはかえるに帰れない。3月末から殆どを義兄夫婦に費やしたので今回は那須方面の温泉ドライブを計画した。とはいっても9日まではKさん宅に絵画を届けたり、近所の温泉に行ったりぶらぶらして過ごし、10日午前出発、東北自動車道を北上、矢板ICにて下り新甲子温泉「高原ホテル」に泊まる。平日と言うこともあり殆ど貸切状態だった。施設食事は今一、まあ安いから文句も言えない。翌11日、裏磐梯の五色沼を散策、家内は40年来の幼友達がいるとのことで再会が実現でき喜んでいた。夕方「那須ビューホテル」に投宿する。施設は古いが従業員の細やかな気遣いが感じられ、温泉も良かった。翌12日朝食後のんびりし、近傍の「沼原(ぬまっぱら)湿原を散策~南ヶ丘牧場~ブルーベリージャムのお店などに行き、夕方ホテル周辺を散策する。今回は同ホテルでの連泊だったのでゆっくりと過ごすことが出来た。翌13日那須を発ち黒磯、下妻経由一般道路でのんびりとドライブし夕方6時ごろ無事帰宅した。(写真は沼原湿原)