今年もあと２日（今年最後の投稿）

１年があっという間に過ぎてゆく。あと２日で今年も終わりだ。８年間勤務した「損保ジャパン」も思い残すことなく定年退職することができた。若い頃は知人や上司からの異動や退職の「挨拶状」で「大過なく」とか「恙なく」とかという言葉があるのが嫌いだった。　しかし、海上自衛隊を退職した時や今年の損保ジャパンを退職時に「大過なく」「恙なく」がとても重い言葉であることを実感した。今年の国内外は変革やchange、政権交代という不安定な世情になっている。今後どのように進展するのであろうか甚だ疑問である。我が家に関しては、昨年も今年も進展も後退もなかったように思える。この年になると昨日と今日に変化がない、まさに大過なく平和に日々が過ぎていくことがとても大切だということが言えると思っている。毎年、年末年始には帰省しているが、今年は４月に海自４０周年同期会が広島で予定されているのでその時にと思い断念した。来年もいい年ではなく、今年と変わらない年であるよう願っている。大過なく過ぎた今年、多くの思い出もできた。来年も元気に働ける場所も確保できたので「自然体」で臨みたいものだ。
（年末年始は熱海にて過ごす予定である。）

旧友(戦友）との再会

１９日(土）の夕刻から横須賀衣笠にて「たしろ」当時苦楽を共にした乗員と久しぶり再会し、歓談と美酒のひと時を過ごした。昭和５５年～５６年ごろ海上自衛隊の掃海艇「たしろ」の乗員はともかく明るく楽しい１年半の艇長勤務ができ、楽しい思い出ばかりである。この会をいつも世話してくれるＫ君、それを支える奥様に感謝しなければならない。みんな自衛隊を定年退職し、年金暮らしの者、再就職の者等々、年はとっているがそれなりのいい顔をしていた。私もかな？　また来年の再会を約し、別れた。Ｋ君いつもありがとう。

平成２１年の餅つき同窓会

先週土曜日１２日に品川の磯部君の別邸で恒例の餅つき同窓会が開かれた。もうかれこれ１５年くらい毎年欠かさず継続している催しである。今年は女性の参加が若干少なかったが、それでも老骨に鞭うち５臼の餅つきをした。あんこを作ってくる者や、欠席だからと言ってお漬物などをクール宅急便で送ってくれる千葉県の女性など、一人一人が肩の凝らない同級生だから長く続くのだろう。餅つき同窓会の参加し、共同作業で餅つきができるのが健康の物差しだと思っている。来年は何人が集まるのだろう。それにしても別邸を提供し、前の晩から泊まり込みで洗米をしてくれた磯部君の努力があっての長期継続だとつくづく感謝する次第である。

ブログの更新

ここ数日間ブログを更新していなかった。別に健康を害しているわけでもないがやはり、戸外での炎天下、寒風の中での仕事への環境の変化には少しばかり時間が必要だった。　それにしても何と不景気な、不安定な現況であろうかと驚くばかりである。私の勤務している「警備員」の大部分はその日その日を懸命に仕事をしなければ「食っていけない、家族を養えない」のである。某警備員などは日中、夜勤、翌日日中の勤務をし、それでも給与は月２０万円そこそこなのだ。安定した会社での月給制は有給休暇も、ボーナスも出るしそれと比較すると雲泥の差である。先の衆議院選挙では、国民は現与党の民主党の総花的なマニュフェストに躍らされ、誰もかれもが民主党に入れ、結局はこの国を「ダメ」にすることとなる。社会の底辺でもがきながらも、懸命に生きている仲間とともに勤務し、初めて実感した。（写真なし）