平成版徒然草

自由気ままにその時々の感想や写真などを残しておきたいと思いBLOG作成を思い立ちました。作成から早9年経過・・

2014正水会開催

2014-03-30 09:49:24 | Weblog
先日28日恒例の《正水会》が19名の参加者を得て開催された1997年(平成9年)2月に第1回が開催され、既に14年間継続している。恒例と高齢化が混同するも途中物故された方や体調を崩され欠席を余儀なくされた方もいるが、本会のことを知り有志の方も数名加わり、毎年楽しい、有意義な同窓会である。会の中心である、元舞鶴地方総監T海将もアルコールは医者から厳しく止められているようだが、それ以外は至ってお元気であった。T元海将とは昔々のご縁で激動の大湊総監部時代に大変お世話になり、更に遡れば、共通の上司、K元海将補がおられ、平成10年に物故された。T海将のお人柄と共通の上司、激動の時代などで本会の幹事を発足以来ほとんど毎年担当しているが、参会の皆さんも気のおけない方々であり、まさに肩の凝らない会である。お開き前には隊歌訓練で久し振りに大声で歌った。来年も元気に再会できることを願いつつお開きとなり、その後の二次会にはN護衛隊司令の音頭で半数近くが原宿駅近くの中華飯店で賑わった。

九十九里分譲地の草刈り

2014-03-23 16:30:54 | Weblog
昨日、約半年ぶりに30年前に購入した、九十九里分譲地の草刈りに行った。自宅を少し早めに出発し、途中勝浦の海自クラスのH君別荘に8時ごろ到着、一休みした後に草刈機を拝借、分譲地に向かう。半年経過しジャングル状態かと思いきや、雑草はそれほど伸びていなかったので助かる。家内と昔のことなど話しながらそこでお昼をとる。昼食後約1時間半の除草作業をし、再度H君宅に戻る。奥様が食事の準備をされており、厚かましく御馳走になる。5時半ごろおいとまし、ちょうど9時に帰宅する。30年前の誰もが疑わなかった土地神話に、なけなしの貯金をはたき、兄弟に借り約1千万円の≪千葉の湘南≫という当時の高級分譲地もバブル崩壊とともに地価もガクガク下落し、今じゃどこの区画にも家が建っていない。Hがプレゼントしてくれたミカンの木も枯れていた・・・。それも人生、これも人生ってとこかな?それにしても川崎~千葉木更津横断アクアラインは木更津アウトレット利用者の影響だろうか大渋滞で、通常は20~30分くらいで通過できるのに約2時間費やした。【今回写真なし】

東日本大震災から3年に想う

2014-03-13 09:47:59 | Weblog
1000年に一度と言われる東日本大震災から3年の歳月が流れた。福島県南相馬市に住む知人は今だに仮設住宅での生活をしている。東北各地では3年経過した先日、早期復興と犠牲者への鎮魂を込めたイベントが行われた。大地震による直接の犠牲者、行方不明者は約2万人と言われているが、3年が経過し持病の悪化や前途に希望を失った遺族の自殺など関連死も見過ごすことはできないようだ。創隊始まって以来の大動員をした自衛隊も災害派遣後遺症が残っているらしい。現場での悲惨、無残な光景によるPTSDの隊員、発災時点に精神的、体調不良により災害派遣メンバーに加われなかった隊員の罪悪感、また、実際に参加した隊員の「もう少し・・・すれば、もっと命が救われたのに・・」といった反省等々で災害派遣終結後に、うつ病や自殺等に走った隊員も少なくないようだ。天災も戦争という人災も想像を絶する被害と悲劇を生むのだが、ある意味では今回のような天災は、自衛隊も全面的にバックアップできたし、被災していない各地からの被災地支援もできるので将来に一縷の希望もあるが、戦災で、しかも敗戦という結果は、全国土が焦土と化し、軍人のみでなく民間人も巻き添えになる。復員した軍人も悪者扱いにされ、多くの散華した将兵の献身的犠牲も軽んじられる・・・。 天災は不可抗力であり避けて通れないが、戦災はどんな理由があるにしても避けなければならない。戦争反対、永遠の平和を唱えれば隣の国も侵略してこないのであればの話だが、現実は甘くない。 

羹に懲りて膾を吹く(三陸の巨大防潮堤)

2014-03-02 17:00:25 | Weblog
写真は読売新聞の3月1日付トップ記事である。今月11日で東日本大震災から3年を迎える。目で見える限りでは、当時のがれきも片付き復興も相当進んでいるようだが、原発汚水処理や、防災対策などは遅々として進んでおらず、福島県南相馬市に住む知人のKさんも今だに仮設住宅での生活を余儀なくしている。巨大防潮堤の建設には、建設族議員や復興作業に携わる大手ゼネコンなどのドロドロした思惑が見え隠れする。地元住民はどのように希望しているのか、千年に一度あるか、無いかの大震災にどこまで備える必要があるのかがよく見えてこないのだ。防潮堤は当初は震災前の6.4mの復旧だったが、2倍以上の14.5mとする予定だそうだ。では15m以上の津波であれば全く役に立たない。それも、万里の長城のように長い海岸線を、限りなくせき止めるのだから、予算はいくら積んでも限りがない。まして、住民は高い防潮堤のため、海の様子など一切見えず、更に大きな被害をも起こしかねない。全国の海岸線で数箇所、津波を避けるための人工台地を作っているようだが、三陸沿岸にも、そのような退避人工台地を数箇所作っておればいいのではないかと思う。我が国は四方八方どこを見ても海に囲まれているのだから、大自然の海の驚異に逆らうような人工物を設けても所詮気休めにしかならない。《あつものにこりて、なますを吹く》とはよく言ったものだが、阪神淡路大震災、日航ジャンボ機墜落等々の災害、事故も年月の経過が徐々に心を癒し、いい意味で風化させてくれるのだろう。