平成版徒然草

自由気ままにその時々の感想や写真などを残しておきたいと思いBLOG作成を思い立ちました。作成から早9年経過・・

全日本柔道選手権大会観戦

2007-04-29 20:23:35 | Weblog
今日は「昭和の日」である。 毎年4月29日は日本武道館での全日本柔道選手権大会が開催される。昨年は19歳の国士舘大学生 鈴木桂治と決勝で対戦した石井慧が優勝した。 今年も井上康成、棟田康幸などが途中で敗退し、鈴木、石井の決勝戦となった。 双方相譲らず旗判定僅差で鈴木が2年ぶり優勝した。 高校時代から始め、自衛隊に入っても時おり柔道大会に参加し、当時の熱い気迫を思い出したが、もう試合は駄目だ。 それにしても、毎回のことだが各大学の学生が自由席での「席取り」をし、「ここは駄目です」というのには本当に腹が立つ。今回も厳しく大学生を叱ってやったが、言えばしぶしぶと退いてくれる。大学の指導者はどのような指導をしているのだろうか聞いてみたいものだ

高齢社会に思う

2007-04-25 21:18:16 | Weblog
先週新潟にお住まいの、若い頃からずっと御世話になったご夫妻(家内の縁戚)の見舞いに行った。ご夫妻には子供さんはおらず、ご主人は83歳で弱アルツハイマー症で高齢者専用のワンルームマンションのような施設に入っておられ、片や73歳の奥様は末期癌で入院中である。数年前まではご夫妻とも至ってご健康で年に一度は南魚沼郡(現十日町市)に遊びに行き御世話になったものである。 ここ数年で急激にお二人ともがそれぞれの症状となっている。 この世の中「残日計」(前述)というものがあれば計画的に自分の人生を計画できるが、これだけはどうしようもない。 私の父は33年前に好きなお酒を飲みすぎて56歳で他界した。 私には若かりし頃の素晴らしい父のイメージしか残っていない。 それを考えると長生きするのがいいのか、若死にするのがいいのか戸惑ってしまう。少なくとも元気に健康にこの世に出してくれた両親のためにも、ボケない限りは精一杯楽しく頑張り、悔いの無い人生を送ることが出来れば幸いである。

天下りに思う

2007-04-20 09:05:30 | Weblog
官公庁からの天下り人事が問題になっている。 昨年の中学校同窓会の席で、同級生の一人から「お前は天下りでいいよな~」と言われムッとしたことを思い出す。確かに55歳で定年退官し、就職難といわれる時期に自衛隊の世話で民間会社に再就職こそしているが、「天下り」とはわけが違うことを理解してくれていない。それが一番寂しく思った。今新聞を賑わしている「天下り」は官庁の高級官僚がポストがだんだん先細りになるため勧奨退職以降、数年再就職し、その間の退職金を数千万もらい、そのような就職を何度も繰り返し退職後も何億円と、それも実際に額に汗を流すことなく甘い汁を吸っている「やから」連中である。彼らは退職後の天下りまでを考慮した人事が公然となされているようである。そいつらは本当にボランテイアの気持があるのか疑わしい。 もし定年後自分で働きたければ働けばいいが、年額上限1000万円以下とか、退職金は出さないとか規定すればいいと思う。現役でちやほやいい加減に過ごし甘い汁を吸い、天下り後にさらに甘い汁を吸う、そう思われたくないためにもキチッとした法整備が望まれる。 20歳前後のガキから「てめえ、・・ バカヤロ~・・」と言われながら額に汗して勤務している私はそう思うのである。 

倉嶋厚「癒しの季節ノート」の「残日計」

2007-04-12 20:55:46 | Weblog
今日は通勤の行き帰りに標題の本をカバンに入れ電車の中で読んだ。 半分以上がきれいな風景、野鳥などの写真で残りの半分は肩の凝らない倉嶋厚氏の随想である。 著者は気象庁からNHKの気象解説員をされておられ、ご自身の生い立ちや結婚、奥様の他界、その他ご自身の波乱の人生を隠さずごく自然体で紹介されていて、添付の美しい自然の写真とともにとても心が癒された。 生ける者少なからず、それぞれ山あり谷ありなんだなあと感じた。 特になるほどと思ったのが残日計(例えばオリンピックまで「あと何日」とカウントダウン表示す)について、自分の死がはっきり分かれば残日計も「余命あと○○日」と作動するであろうが、これだけは誰にも分からない。 だから残された人生(余生)は悔いの無い過ごし方をしなければならないと思った。  

都知事選、石原知事が圧勝

2007-04-08 20:55:51 | Weblog
今日は地方選挙だった。 都知事選は石原都知事が圧勝した。 10数名が立候補し、一般的な常識判断として、元宮城県知事の浅野氏との争いであった。 やはり都民の良識はまだ残っていた。  他の立候補者が当選するとなるとこれは日本沈没だなと感じていた。 都知事の交際費が若干多すぎるなど論外であろう。反面やはり3期継続するとやはり「我」も出ると思うのでその点はやはり「謙虚」さも失って欲しくないと思う。 

ザ・レイプ・オブ・南京

2007-04-06 11:50:55 | Weblog
70年前の中国での日本軍が中国人を殺戮した「南京事件」が米国で映画化されるとのことである。 一体、今の時代に何故?と首を傾げたくなる。 類似して米国議会でも戦時中の日本軍の「従軍慰安婦」問題がクローズアップされている。これも一体なんで今の時期に? と思うのである。 どちらも国際外交上の具にされて今以上に日本を弱体化させるための外交戦略であろう。 終戦前の日本周辺への機雷での封鎖「対日飢餓作戦」・主要都市への無差別空襲・「広島、長崎への原子爆弾の投下」・戦後のシベリア抑留・東京裁判を無条件降伏ということでわが国は受け入れてきた。これらは全て国際法違反に類する行為であるが、勝てば官軍の発想であり、日本はジッと我慢して戦後復興に血のにじむような努力をしてきた。  戦後の日本外交は莫大な戦後賠償を負いつつも、外交上どの国にもそれらの国際法違反、それに伴う賠償などを求めていない。 経済的には確かに米国の支援が無ければ現在の日本には復興なりえなかったであろうが、それにしてもあまりにも外交が下手だと思う。 吉田茂内閣当時の「白洲次郎」という外交官は国際派大人物であり、日米講和条約締当時に尽力した人物である。 戦争直後GHQ司令官のマッカーサー元帥に昭和天皇から贈り物をされ、それを白洲次郎が届けた。 元帥は書類を見ながら目もくれず「そこにおいておけ」と白洲に言ったところ、白洲は元帥に向かって激怒し、「日本は戦争こそ負けたが、そのような行為は許されない!」と言ったそうである。 元帥は「日本にも筋の通った立派な外交官がいる。」と逆に賞賛したそうである。 今の外交ももう少し日本人としての矜持(きょうじ)をもって毅然たる交渉をして欲しいものだ。 何でも受け入れ、土下座する外交は間違っていると思うのだが・・・・

海上自衛官の不祥事

2007-04-06 11:22:20 | Weblog
今日は会社を休みノンビリ平日を楽しんでいる。 それにしても最近の報道で「海上自衛官」のイージスシステムに関する情報流出、それも複数の隊員が関与しているとのことである。守秘義務は民間の会社でも退職後を含め当然義務付けられている。どの程度の情報内容かは不明だが、守秘は軍隊(自衛隊)では不可欠の要素であり、それが守られなくては任務行動が出来なくなるのは分かっているはずである。
隊員のモラルがそこまで低下したのかと思うと本当に情けなるとともに、日米共同の信頼の絆もあったものではない。 関与した本人はもとより、当然管理責任のある上司も厳しく処罰され、事故の再発の絶無を期して欲しいものである。