春夏秋冬 思いのままに

春夏秋冬東西南北右往左往の過去現在、そしておそらく未来も

正月料理のこと

2010年12月21日 | 作ってみる
毎年ではありません。
嫁さんが忙しい時と合わせて私の気が向いた時
その時だけ極限られた部分を手伝うことができるのです。

大根と人参と酢ダコのなますであります。
それも限られた部分。
千切りです。

大根の皮をむいて1,5mm程度に薄く輪切りにするのです。
それをやはり1,5mm程度に細く千切りにして
人参は長手方向に薄くしたやつを同様の大きさに
千切りにし塩をし暫くそのままにしておきます。
私の仕事は水が浮いて来たのを
力一杯に絞って取り敢えず団子にするところまでです。

それ以降は嫁さんの仕事でどの様に仕上げるのかは知りません。

うちのなますはとにかく細く作るのです。
その為に包丁を研いで研いで切れ味抜群にする必要があるのです。


ところが今年は包丁の刃の真ん中が刃こぼれしてしまったのであります。
どうしたら良いか思案しております。


たっく~~。
犯人は分かって居りますが私のものでもありませんので
やむを得ないのであります。

手をつないだ大根に当たるかも知れないのであります。

いかの塩辛を造る つくりたい 

2010年12月21日 | グルメ
そば同様年末押し迫ってくると造りたくなるのが
いかの塩辛であります。

掃除や料理で忙しいのにと言われながら嫁さんの領分に越境して
なんやかんや言われながらもしっかりと造るのであります。
昨年もほぼ15杯のいかで造ったのであります。
それをいろんなところにお裾分けをするのであります。

こう言う嗜好のものは旨いか不味いかだけを
言ってくれれば良いのですが
うちの母親などは生まれが魚屋なものだから
なんやかんやとうんちくを述べるのであります。
やれ味噌を少し入れると良いとか
塩がどうの、酒がどうのという具合であります。

商売ならいら知らず食いたくて造る純アマチュアでありますから
好きな味に仕上げたつもりなのであります。

やり方はこんな風です。
わたはきれいに洗います。
墨などは一切入れてはなりません。
臭みが付くからです。

目の上で切って
くちばしと周辺の軟骨を別に分けておき
身の袋になったところに指を入れて
残った内臓と汚れを取っておきます。

身を掴んでひれと身の間に人差し指と親指を入れ
ひれを掴んで裾の方に引くと皮が剥けるのです。
このところから全体の皮をむきます。
糸状に残った皮も極々丁寧にとるのです。
それから包丁で開いて平らになったのを
更にきれいにして短冊にして行くのです。
皮を一緒に短冊にするのも有りですが
取った方がきれいに仕上がるというこだわりです。

この辺の作業になると待ち切れずに
私のいやしい指先がいかの身を口先に運びます。
これがまた良いにであります。

わたは外側の薄皮が残らない様に、内筋が残らない様にして
指でしごくのです。これに塩だけ入れてかき混ぜ
指先についたのを口に運んで塩味を確かめます。

塩が馴染まないこの時は辛い位がちょうどいいのです。

くちばしの周りの少々硬い部分や軟骨は別に漬けこみます。
足やひれなどげそも別に漬けこみます。

早ければその日の夜には焼酎と一緒に私の体の一部になっておるのです。
ホントであればどんぶり一杯でも食べたいところですが
こう言うものはなめなめ食べるのがどうも作法の様であります。
なぜかというと塩加減が落ち着いた頃にはもう無くなっているという
事になりかねないのです。
しかも、そのころお裾分けに廻らなければなりません。
あまり早いと腕を疑われてしまう恐れがあるのです。

げそや軟骨は塩が落ち着いた頃が良い様です。
これがまた良いのです。

来週は始めなければなりません。
いよいよ忙しくなってきました。

私の季節です。

今日も長くなってしまった。
ついついこのように成ってしまうのです。




そばを食わなければならない shall の精神なのです

2010年12月21日 | 食い物
年末はやはりそばを食わなければならないから
そば粉を買いに出たのです。

家族が四人で母親とあと何人かに配るとして1キロでは少ない。
それで2キロ買って加えて打ち粉が500グラム。
都合2,5キロをバックに入れて片道2キロメートルを歩いてきました。

2,5キロ程度でも持って歩くとなるとずっしりと効いてくる。
食を確保すると言うのは大変なことであります。
取り敢えずこれで一安心であります。
食後の評価は微妙でありますが、毎年の事です。
ど素人は困ります。
その都度出来が違うのであります。


そばを打つというのが男の料理かと言うと
何んとも言えないのですが、でも料理には達していないか。
打ったそばをどう料理しようか考えてみます。